水星からやって来たリロイ・ブラウン~Leroy Brown from Mercury~

埼玉県民サラリーマンの徒然なブログです。

フィットネスアプリの消費カロリー

2021-04-07 21:33:43 | 日記
気が付くとスマホにいくつかのフィットネス系アプリが入っています。

スマートブレスレットを買い替えしたり、サイクリングやジョギングではRuntasticを使ったりと、私のスマホに4つのフィットネス系アプリが入ってることに気付いた。

コバトンの万歩計を入れると5つ。コカ・コーラのCokeonにも歩数カウントもあるし。ただ、今回はその万歩計は置いておいて、消費カロリーを計れるフィットネス系アプリに注目してみたいと思います。

と申しますのも、自転車・ジョギング・徒歩を日々行い、負荷も距離も様々です。そんな中、自分がどれだけ運動したのだろう?と気になっています。

と言うことで、試しにそれぞれのアプリで算出される消費カロリー結果を比較してみたいと思います。

比較するアプリは以下4つ。

 ・JYouPro:最近買ったスマートブレスレットと連携するアプリ

 ・VeryFitPro:2年前に買ったスマートブレスレットと連携するアプリ

 ・Runtastic:スマホのGPSから運動状態を記録しているアプリ。2015年から使ってます。

 ・GoogleFit:数か月前から試しています。Runtastic同様にスマホのGPSに加え、スマホ万歩計機能と連携して活動を分析&記録してくれます。

3種類の運動を行い、4つのアプリで算出されています消費カロリーを比較してみました。


サイクリングは日頃の自転車通勤(片道)。風、ほぼ無し。気温10度程度。天気、良好。

ジョギングは平日夜によく走る軽めのコース。こちらも風、ほぼ無し。気温もたぶん10℃程度。

ウォーキングは家の付近を歩いてみた。後に述べる上記2つの結果があまりにも違うので、しょうがないから最も低い負荷のデータを計測してみた。

結果についていろいろツッコミたいところがあるが、

まず1つは全体的に数字がバラバラ。もっと近い数字に収まってくれるものじゃないのか?と思っていたが…いったいどれが正しいんだ?

サイクリングだけを見るとJYouPro、VeryFitPro、GoogleFitはまぁまぁ近い値を示していますので、220kcal辺りが真実値なのかなとも思うが…ちょっと待て、多数決で良いのか?と疑う。

なぜならジョギングになると4つのアプリとも好き勝手な数字をたたき出してる。

GoogleFitに限っては29分のジョギングと8分のウォーキングの消費カロリーに違いがほぼ無い。そもそも28分のジョギングを63kcalとするのは低すぎる。アンインストールしようと思います。

とは言え、天下のGoogleすら大きく間違った値を出すわけですから、消費カロリー算出の難しさを感じます。

それぞれの運動時間が違うので、ひとまず1分あたりに消費するカロリーにしてみます。


ここでハッキリしたのが、ウォーキングが一番ハードなスポーツだと言っているGoogleFitを無視すべき。

そして、他の3アプリが出している数値の妥当性をどのように見つけていくかが次のポイントです。

   。。。どうしよ。。。

身近にある物でこれ。ビール。いつでもどこでもビール党。私が身体を動かす原動力の1つです。いつまでもビールを美味しく呑める健康的な身体でありたい。


キリンラガー350ml、154kcal。。。運動して、これが呑みたくなる時間を計って消費カロリーを導くのはどうだ?!

いやいやまてまて、キリンラガーだと標準状態でいつでも呑めるぞ。いつでもどこでもビール党だから。

違う物を取り上げてみよう、私がよくおやつで食べる山崎のコッペパン。どこのスーパーにも売ってるロングセラー。袋に書いてある目安カロリーが496kcal。


とりあえず、496kcalをさっきの表の数値で割って、コッペパンを食べたくなる時間になるかを眺めてみよう。


・サイクリング
2時間サイクリングしてコッペパン1つってのは物足りない気がしますが、1時間に1回コッペパンを食べるのは早すぎる気がしています。なんだか難しいなぁ。

・ジョギング
1時間ジョギングしたら10kmも走るのでコッペパンじゃなくて、ステーキを食べたくなる。それを40分で止めていたらコッペパンで十分なのかな…なんとなく、Runtasticの数値の方が正しい気がしてきました。

・ウォーキング
お腹空くまで歩くことをしたこと無いから分からないが…3時間も歩いたら何を食べてもいい気がすると思うとJYouProの消費カロリー値は小さ過ぎる気がする。

消費カロリーの算出と言うのは難しいなぁ。私の直感的な量り方では無理だな。

ここにきて専門的な値を出すのも悔しいが、ネットで調べると、運動と消費カロリーを結び付けるMETsと言う係数が厚生労働省により示されています。

メタボリック症候群を抑制し、国民が健康的に生活を送りましょうとして運用を広めている考え方です。

METsはMetabolic equivalentsの略で、何もしていないときの代謝を1とした場合の、運動負荷別消費カロリー係数だと解釈しています。例えば軽いジョギングだと10とかサイクリングだと8とされています。

この係数を導くには、おそらく複数の試験者が酸素マスクを付けていろいろな運動をして、消費カロリーを計測したのだと思う。

そもそも消費カロリーは吸う空気と吐く息から、人間が酸素をどれだけ二酸化炭素に変えたのかを計り、化学式の燃焼熱から消費カロリーを計測したのだと思う。

その消費カロリーとMETsの式が以下。

     消費カロリ = METs×運動時間[時間]×体重[kg]×1.05

最後にある1.05がよく分からんのだが…定式化終盤に権威ある先生がグラフを見ながら「5%足しとく?」みたいなノリだったのかな。

…だったらMETsに5%載せておけよと思うが、今更出来るかよと現場が納得できなかったのかも。

…いやいや、きっと国民のためにMETsを切りの良い数字にしたかったに違いない。

ここでもう1つ思うのが、走った時の気温や風や路面勾配なんかは考慮されていないから、あくまでも「目安」なんだと思う。

「目安」とは言え、今回私が測定した運動条件は、ほぼ平坦、ほぼ無風で測定したので、このMETs値から2倍も離れることはないだろうと思いたい。。。厚労省の不祥事リストには載らないことを願ってます。。。

だって厚生労働省がこの数字を2倍も3倍も間違ったら、食べる量が2倍にも3倍も増えたり減ったりするので、そもそもの国民の健康維持を狙った活動とは全く逆のことになってしまう。

と言うことで、各アプリから出されている消費カロリー、運動時間、私の体重からMETs相当値と文献からのMETs値を表にしてみた。

引用:厚生労働省の「健康づくりのための身体活動基準2013」

こう見ると、さすがRuntastic。スポーツ用品ブランド世界大手アディダスが運営するだけあって、定石通りのメッツ表に近い値になっています。

ただ、RuntasticとGoogleFitはGPSデータから移動距離と速度、運動の種類、私の体重、アプリ独自のMETs相当係数から消費カロリーを出してくれてるのだと思います。

しかし、それらはサイクリングで向かい風や追い風の影響を考慮されていないと思っています。追い風で楽して20km/hを50分と向かい風で苦しんで20km/hを50分でも同じ消費カロリーになってしまう。

その矛盾を実際に身体の活動量により変わる脈拍で消費カロリーを計算していて欲しいJYouProやVeryFitProに期待したい。

期待とは裏腹に、JYouProとVeryFitProの中華系アプリの共通点なのか、消費カロリーは低めの数字が出てしまっています。

しかしながら今回の運動条件に限ってみれば、JYouProはサイクリングとジョギングの両方ともメッツ表の概ね半分ぐらいの数字を示していますので、そうゆうものだと捉えようと思います。

以上から、JYouProとRuntasticの併用が続きそうです。

強風のサイクリング機会があれば、JYouProとRuntasticのデータ比較をやってみようと思います。

あと、サイクリングでは1時間に1個、コッペパンを食べて良いんだ。ヤタ!

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