スプロケットを外してみた。

先日の葛西へのサイクリングの帰り途中で後輪から異音が発生し始めました。
バックナンバー：Long time no Long cycling

回転に同期してカシャカシャと言った音。なんかおじいちゃんの古い自転車みたい。。。事実、古いですが。スポーツサイクルでこの手の音はカッコワルイ。

家に帰って手持ちの工具で出来る範囲で手を尽くして、洗浄とグリスアップしたら直りました。

しかし手持ちの工具だと、車輪の左側のみだった。

こうなったら工具を買うしかありません。必要な工具径を測って、インターネットショッピングで工具を購入。

見たところチェーンが付いているレンチの方が豪華に見えるが、ソケットの方が高い。ソケットだけで1500円以上もする…シマノさん、それはちょっと高すぎないか？と思うが、私のように買ってしまう輩もいる。

この週末に届いたので早速使ってみた。ちゃんと合うか心配だし。合わせるだけのつもりが、作業が始まってしまった。

この日曜は風が強くて、サイクリングに向かない。出来るところまでやってみるしかない。

29年間誰も開けることが無かった玉手箱。ただ単に汚いだけですが、へぇ～こうなってるんだぁと感心しながらバラシテいく。

6段ギアのスプロケットカセットも1枚ずつになった。皿洗い状態で洗浄してみた。

車軸やボールベアリングも観察。回転するところは汚れを取りました。一通りの洗浄を終えました。

パーツクリーナと風で冷える手先の限界が来る前に、新しいグリースと共に部品の組み付けに掛かります。

家の大掃除をせずに自転車の大掃除。なんてダメな亭主なんだ俺は。でも、綺麗になるって楽しい。

カランカランカランと濁りの無い音で空回りする自転車に戻ったのを確認して作業終了。

29年の歴史と言うより、ここ数年の長距離と高頻度の酷使を申し訳ないと思った。酷使するからにはそれ相当のお手入れが必要だよな。

来春は駆動系集中オーバーホールしよ。