水星からやって来たリロイ・ブラウン~Leroy Brown from Mercury~

埼玉県民サラリーマンの徒然なブログです。

レイダック7速化プロジェクト①

2021-06-03 00:00:01 |  RDF53A
●背景
2015年に自転車を復活させた際に、自転車屋さんに「ディレイラーが壊れてますね」って言われていました。

ちゃんとギアが変わるし、何が壊れてるんだろ?と思ってたけど…確かにたまに勝手にギアは変わってしまう。

この辺の鈍さ…大らかさが無いとこんな古い自転車に乗れないんだろうなと思う。

6年間騙し騙し乗ってたけど、心の中には変速機を替えないとなぁと思っていました。

●調査
1986年~90年代にかけて生産されたレイダック。私のは前期型なんだと思います。リアは6速。どうやら後期には7速だったらしい。羨ましい。

そもそも6速のフレームに7速って入るの?と思い、隙間を見てみると…確かにもう1枚ぐらいは入りそうだなぁ。


回転する歯車にチェーンが乗ってきてフレームに当たらないかを確認するわけだから、当時の設計技術では、なかなか勇気のいったレイアウトだと思う。8速までは同じチェーンの幅なので、ギアの隙間を見る限りは、8速化は無理だと思う。

ネットで改造を試みてる先輩方には8速化や現代のロードバイクの様に11速化にしてる例もあります。調べた範囲では8速以上はフレームを広げる手術をしなければならないようです。

部品さえ揃えれば出来る7速化を考えてみる。

そもそもオリジナルの6速って…今日のママチャリでも見る段数。

私のレイダックのフロントはシングルだし、よくもまぁこの設定で秩父の山を登ったりしてるなぁと我ながら思う。。。大変なんです。。。もう少し楽になりたい。と言うことでワイドレンジな7速化を目指します。

7速のカセットは市場にあまり無い。歯数設定2つのタイプのみ
 12-28T : 12-14-16-18-21-24-28
 12-32T : 12-14-16-18-21-26-32

ちなみにレイダック6速は
 13-26T : 13-15-17-20-23-26

12-32Tが良さそう。これがどのようなレンジになるのか、典型的なロードバイクのギア比と比べてみます。


典型的なロードバイクは足元に2枚のギアスプロケット、後ろに11枚のスプロケットで22種類の組み合わせが選べる。

ギア比の範囲は1.3~4.7になっています。4.7って強烈な数字だと思う。ペダル1回転でタイヤが4.7回転もするわけなので、10メートル弱進む。。。すげぇなぁ。

そこまでは要らないけど、4の領域には入って、ローラーで足を鍛えられる設定にしたい。

レイダックの純正設定は1.6~3.8。ロードバイクのギア比範囲の63%しかない。

12-32Tの7速化にすれば1.5~4.0で73%までロードバイクに近付けられる。しかもフロントシングルスプロケットだから、7つのギアで凄い進歩…なんて素晴らしいんだ。俄然テンション上がる。

と言うことで7速化を進めていこう。

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