水星からやって来たリロイ・ブラウン~Leroy Brown from Mercury~

埼玉県民サラリーマンの徒然なブログです。

バッシバッシ月間

2018-09-06 21:02:14 | 日記
この秋の大イベントの1つ。まず1本、親知らずを抜きました。

掛かり付けの歯医者へ定期検診に訪れるたびに、下2本の親知らずを指摘されていました。毎度「今は大丈夫だけど~」と言った感じで経過観察。

先々月歯医者に行ったとき「この1年ぐらいで何とかしちゃった方が良いな」とのことでした。

 私:じゃあ先生、何とかしちゃって下さい。

 先生:ウチじゃ無理なの。外科手術になるから。

 私:(あ、そういうこと!?)この辺ではどこでやってくれるのですか?

 先生:アゲチューさん。紹介状を書くことになるの。

ではお願いします。

と言う事でアゲチューに来ました。上尾駅からすぐの大きな病院。埼玉の桶川・北本・鴻巣に住む人間にとったら、都の大病院です。相当悪くないと来ることないよ、ここには。

予約入れて、紹介状持って、やって来ました。1階の紹介状受付に行って、書類2枚書いて、4階の口腔外科に行く。その後ここでも書類を1枚書いて、2階の放射線科へ行くことに。

レントゲンを撮ったあと、口腔外科に戻って、診察待ち。先生による診察と一連の説明があって、今度はCTを撮ると言う事で、また2階の放射線科へ行く…そして先生の都合を見て手術日を決めました。

足腰もそこそこ健康じゃないと歯の治療も出来ないな、ホントに。

今回のターゲットは下の歯左右に埋まってる2本の親知らず。完全に横たわっています。



担当の先生の戦略はこうだ。

 ①歯茎を1cm程度の深さまで切る。
 ②親知らずを4分割にする。
 ③取れたら、歯茎を縫っておしまい。

20分程度の予定。抜糸は後日。2本1日で出来るけど、その場合は麻酔が強いので入院になる。手術後、食事はOK。でも1週間ぐらいは食べづらいらしい。痛み止めも必要になる…親知らずが下あご付近まで伸びているので、下あごの神経を損傷させるリスク有り。その場合は舌や唇が麻痺するかもしれない。それが半年から1年ぐらい戻らないとか…

先生、そこまでしてやらなきゃいけないんですか!?僕、今痛くないんですよと言ってみたのだが…時機を見てやるべきの一辺倒…説得性が薄いがやっておいた方が良いみたい。いちよ、その時機だと思って来ているのです。

入院じゃオオゴトなので、とりあえず2回に分けてやることに。

もはや「抜く」と言う表現は正しくない。掘って4分割にして取り出すことを「抜く」なんて表現したら、おおきなかぶのストーリーも「うんとこしょどっこいしょ」ではなく「ヘイヘイホー」になるだろう。

地下水脈の噴出やガス管を傷付けないように注意しながら、地雷を解体するようなもんだ。あぁやだやだ。

手術当日。朝9時病院入り。体調はまぁまぁ。午前休を取って電車でやってきました。

血が噴き出さないかの血圧チェック。麻酔を打った後、改めて先生からCT画像の説明を頂く。

今日は右の親知らずを抜きます。神経との距離は左より近いようですが、先生のコメントは全体的にはポジティブで、親知らずの根っこと下顎の神経は触れてないので手術出来そうとのこと。やりましたね!ってぐらいの表情だった。

だが、確かに下顎に親知らずの根っこが食い込んでるって言ってた。

根っこと神経が一番近いところで0.5mm程度って聞こえたのだが…油圧製品の開発を行っている私としては驚きの値。そんな肉厚にチカラを掛けたら液漏れ起こしてアウトです。

激痛が走ったら左手を挙げて下さい。驚きのコメント…それが起きたら下唇は半年間麻痺ってことね…そんな悲しい時に手を挙げられる自信は無い。と言うか激痛が走ったら、見てわかる現象が起きると思うが…とりあえず言われたことに合意。

一通りの説明の後、医師vs親知らずの20分1本勝負開始です。

口だけが開いているマスクを掛けられまして、患部には麻酔が掛かり、ほとんど音と匂いで状況を推測するしかありません。

基本的に先生から頂く言葉は「口を開けて下さい」「楽にして下さい」の繰り返し。

しばらくすると聞きなれたハンドリュータの音がします。水を掛けながら削っていまして、時折嗅ぎ慣れた焦げ臭い匂いが漂います。

先生これマキタ?ボッシュ?って尋ねたくなるぐらい身近なツールだよね、それ?…俺はこんなのDIY用に持ってるんだけどさ…



鼻とマスクの間から覗くと私の口に挿入される物がチラリと見えるのですが、分からなかった…

かなり奥のほうを削ってるように思えるんだけど…スコッと抜けた感覚がないなぁ。

と思っていたら、「それでは縫います」ってなった。とりあえず激痛を感じることなく終わったようだ。

取って頂いた歯は4分割よりも多く見えた

…先生これはやはり屋根の上に投げておけば良いんですかね?下の歯だから…と言える余裕はなく、

先生から一連の注意点の説明を受ける。



週末はお酒飲めるんだ。ラッキー。

そして、抗生物質と鎮痛剤のお薬をもらいまして、その場で1錠ずつ飲まされました。

午後は会社に行ったのですが、服用後5時間…患部が痛くなってきた。痛いのは頬っぺの内側あたり。ちょっと熱いし。あまり仕事に集中できない。

と言うことで、早目に帰宅、今に至る。

来週は抜糸。そして左の抜歯する日を決める。そしてまた抜糸と…9月中に片付けたい。

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