スイス旅行その2

スイス旅行の最大の目的はモントルーへ行くことでした。

欧州に住む日本人クィーンファンとしては行かねばならないところです。

モントルーはヴォーカルのフレディ・マーキュリーはじめクィーンメンバーが過ごした場所で、
ここにレコーディングスタジオを構えていました。

クィーン中期の大ヒットアルバム「JAZZ」からモントルーのスタジオでレコーディングを行っていまして、
彼らの作品の多くはモントルーで作られたのです。

実際はもうそのスタジオは無いのですが、クィーンがこの地を愛していたことでよく知られています。

その証にレマン湖と美しいアルプス連峰が見える街の中心的広場にフレディの像が飾られています。
彼が亡くなった後の映像作品で何度もここが使われているので一度は来てみたかった。

こちらに住んで5年間も来れなかったことは、クィーンファンとしては甚だ恥ずかしい限りです。

聴くのは良いけど、PVが過激だったりする作品があるように、
音楽は往々にして映像にすると過激だったりします。

クィーンも実はその傾向が僕には感じられている分、
彼らが好む地、モントルーとは一体僕には合うのか？派手で賑やかだったら嫌だなー
と旅行計画中に不安に思いました。

でも実際来てみると、何か特別に賑やかでも無く、静かすぎることも無くお店やレストランやホテルが並んでる感じ。大都会に比べたら何も無い街ですが、全く何も無いわけではない。華麗かつ穏やかな避暑地。

言葉や数字には無い魅力が、多くのミュージシャン・作家を惹きつけたのかもしれません。
ディープパープルの名曲Smoke on the waterもこの湖とここのカジノがキッカケ。

今はフレディの像があることで有名。昼は観光客に囲まれています。
改めて愛されているエンターテイナーだと実感。



朝夕は孤独に佇みます。シャッターチャンスです。
とにかく3日間、通る度に眺めました。

虹をバックにフレディ。


夕日に照らされるフレディ。


夜中のフレディ。やっぱ夜でもコブシを突き上げてる。


もちろん昼も突き上げてます。


また会いに行かねば。