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【FF14】約4ヶ月遅れて7.0の冒険を振り返る【#06】

2024-11-09 | 冒険録(FF14)
現在進行度:パッチ7.0「黄金の遺産」 Lv90メインクエスト進行中 第1タウン、探索中。

(この記事には『FINAL FANTASY XIV』のネタバレを含みます。各々の責任で閲覧には注意してくださりますよう、よろしくお願いいたします。)



【前回のあらすじ】
 とうとうトライヨラの町に到着したぼくたち。
 2つのグループに分かれて、町を散策することになった。

 ぼくとクルルは、ウクラマトに町を案内してもらった。
 活気あふれるマーケット、エーテライト・プラザ、兵士たちが鍛錬する詰め所……
 これだけ見てもまだ町の半分も歩いていないとは。
 見どころが多い町だ。

 (そういえばもうパッチ7.1が来そうです!どうしよう!続きがでちゃうよ!)
 (まあ、コツコツ書きますw)


 ブライトブルーム・ポストに行く道中にも見えていた、大きな門。


 壁に描かれた模様が目を引くのもあり、気になって仕方が無かったのだが、ウクラマトは次はここを紹介してくれた。

 この大きな壁の向こうに、大きな橋が架かっており、大きな大陸が広がっている。

 まだトライヨラの町から出ていないから、壁の向こうのサカ・トラルどころか、ヨカ・トラルすら未知とわくわくでいっぱいだったのだが、この壁の向こうに想いを馳せずにはいられなかった。

 ウクラマトによると、このトラル大陸はもともと1つの大地だったが、2柱の神々が争った際に大地が2つに裂け、今の形になったそうだ。
 壮大な話だ。

 この2つの大陸を統一したのが、現国王、ウクラマトの父親なんだという。

 グ・ラハが買ってきた地図をおぼろげに思い出してみた。トラル大陸はとても大きかったはずだ。

 それに、トライヨラの町並みを見てもわかるし、ウクラマトも言っていたが、トラル大陸には様々な種族、多種多様な部族が暮らしている。小競り合いが絶えない方が自然だろう。

 それを統一し、平和な世を築いた、現国王。
 とてつもない実力者、ということだろう。

 ウクラマトは、その意思を継いで、平和な世を守りたいと思っている。だから、王位を継ぎたいのだという。
 応援したい心意気だった。

 ちなみに、橋を渡ってサカ・トラルに行くには通行許可証が必要だそうだが、今は発行してもらえないようだ。残念でならない。

 ウクラマトが王になったら通行許可証をくれる約束を信じて、先にヨカ・トラルを満喫しよう。そう心に決めた。

 ……まあ、そもそも今は、ウクラマトへの協力という依頼を受けてここにいるんだけれど。

 いつか、サカ・トラルを冒険する日が楽しみだ。
(ヴィエラ男子は6.0での実装なので暁月以降の話しかできないのですが、この子ときどきプレイヤー(私)と全く同じリアクションするんですよね……!)

(ここの選択肢、即決でしたw 多分私も彼みたいなわくわくした顔をしていたと思いますw)


 クルルは、トラル大陸の伝承に興味を示していた。
 確かに、大きな大陸を二分するほどの神々だ。ハイデリンとゾディアークぐらい、大きな神々なんだろうな、と思った。

 ハイデリン、ゾディアーク、古代人…………古代人の時代にまつわるものを原初世界で見たことが今まであまりなかった気がするが、外との関わりが少ないトラル大陸にだから、古代の面影が消えることなく残っていることもあるのかな。
 そんな遺構が残っていても不思議じゃない気がした。



 住宅街……翼鏡の街の先にある高台へ向かう。
 建ち並ぶ建物を見ていると、落ち着いた印象とともに、どこか厳かに思えたが、もともとは神殿だったそうだ。
 そりゃあ厳かに感じるわけだ。
 ヨカフイ族と呼ばれる人々とも、いつか会えるだろうか。後々考えれば納得だが、この町にはいないようだから、なおさら気になった。

 上れば上るほど、階段がきつくなる。
 山肌に沿って造られているから、上っていくほど急になるのは、それはそうなのだが。
 ウクラマトは落ちて死にかけたことがあるらしい。口ぶりからするに、1度や2度じゃなさそうだ。

 王女が階段から落ちて命の危機に遭うことしばしば、とは……世話係たちはひやひやして仕方がなかっただろうな、と思ってしまった。



 階段を上りきると、眼前に巨大な建物が建っていた。
 サカ・トラル関門も大概だったが、こちらはそれよりも大きいように見えた。

 ヴォログ連王宮。王の居城だ。

 海の上からも見え、その大きさを物語っていたのは、間違いなくこの建物だろう。

 王の偉大さを示すかのように、高く高くそびえたっていた。



 連王宮にはどうせ後で行くことになるから、と、町の西側に向かう。階段を降りがてら、横を見れば海が覗いている。いい景色だと思った。

 西の門の近くには、ひときわ輝く大太鼓が鎮座していた。
 見るからに大切ものなのは伝わってくるんだが、ウクラマトはこれを壊したことがあるらしい。

 叩けば埃が出るように、町を歩けばウクラマトのお転婆なエピソードが出てくる。
 町の中で王女ほどの立場の人それだけ元気に過ごせるのは、平和であるからこそなのだろう、と思った。

 ウルダハで王女が同じように振舞おうものなら、事件のひとつやふたつ、みっつやよっつ、余裕で巻き込まれていることだろう。
 ナナモ様には申し訳ないが、そう思った。



 町の西側、ひっそりとした奥地にある、気球の発着場も案内してもらった。

(道案内されているだけで都市内エーテライトが解放できるの、すごすぎる……!と、この辺で気づきました。そのぐらい奥まった場所にあります、気球発着場。)
 こちらもエーテライトと同じく、第2王子コーナが留学後に持ち帰った技術なんだそうだ。

 ということは、3年前より以前は、移動手段は船か陸路しかなかったということだろうか……。
 それはさぞ不便だろう、と思ってしまうのは、陸・海・空路がすべて整っているエオルゼアで生活しているからなのだろうな。


 西側の門は扉が開いていて、人の往来があるのかと思いきや、ぼくが最初に行ったときには通行制限がされていた。

 ぼくたちが船で遭った大嵐は、トラル大陸の各地も襲っていたらしい。とてつもない嵐だ。
 西側の門は、グルージャジャ関門と呼ばれているそうだ。
 ウクラマトの父の……現国王の名前を冠しているらしい。

 ヨカ・トラル関門とサカ・トラル関門のままでも、南門と北門というように分かりやすかったように思うのだけれど……。

 トライヨラ建国を機に、ヨカ・トラル側の門の名前を王の名に変えたということは、ヨカ・トラル側との交流の方が多いのかもしれない、と思った。
 トライヨラの町もヨカ・トラルにあるし。

 門の横には牧場があって、そこでは、首の長い、もこもこした生き物が飼育されていた。
 アルパカ、というそうだ。
 ウクラマトの話によると、かわいい見た目に反して、恐ろしい獣なんだそうだ。

 そうか……?と、思ったけれど、万が一ということもある。かわいさに油断しすぎないようにしようかな、と、思った。


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