花と文。(暮らしと本と花と)

日々の心に残る記しておきたいこと。

版画ノスタルジー。

2016年02月24日 | ひとりの芸術家

谷中安則展  兵庫県立美術館(常設展示室) 3月7日まで

 

昭和初期、戦中から戦後にかけての激動の時代、独自の幻想的ヴィジョンを

木版に刻み続けた版画家・谷中安則(1897-1946)。

明治末期から昭和初期にかけて隆盛した創作版画運動にあって

とりわけ異彩を放つ作家のひとりです。・・・・・パンフレットより

・・・・

ノスタルジーを感じて、タイムスリップしてしまう感覚をおぼえます。

何が懐かしいのか

もう自分の遺伝子に組み込まれている、そういうレベルの懐かしさ。

享年49歳とありました。

暗い時代背景の中、生き抜き、残された作品の数々にお目にかかり

その彼の歴史を知ることで、また深く心に刻まれる思いです。

そのほかの版画家の作品もたくさんありました。

静かな時間に、とっぷりと浸かり、心落ち着く時間を過ごしました。

 


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