タイトルって大事ですね。
いわゆる顔の部分になるのでしょうかね。
とりわけ小説などになると、読むうちに面白い、そうでない、
自分で評価を下していくわけですから
タイトルに意識なんかは及ばなくなっていくのは事実ですが
後々、書棚に並んでいてザッと眺めていると
タイトルが重要なんだと気づく時があります。
言葉だけじゃなく、配列した文字の大きさや形、そこに著者のこだわりが
見えるから興味深いですね。
何ページにも及ぶ物語のタイトル、そこに全てが集約されているのか。
読者に大切な何かを投げかけるかのように
意味深く感じて、読む前と、読んだ後、そして時間が流れてしまって
から、目にした時に何かを感じる。
顔にすべてが表れる。
歳を重ねると隠せなくなるもの、とは言われているのと同様に
タイトルにも全てが表れている・・・ということも言えるのですかね。