花と文。(暮らしと本と花と)

日々の心に残る記しておきたいこと。

岡山へ。②~星野道夫さんに会いにゆく~

2021年10月09日 | 秋の日

星野さんのフィルターを通して語られる

エッセイは愛読書のひとつとなっている

自然の持つ浄化作用が、星野さんの言葉をとおして

いつのまにか心がすーっとしてきます

・・・

今回の展覧会の本が売られていました

(図録のようなもの?図録なのかな)

 

 

「悠久の時を旅する」より

・・

DVDも買ってきました

澄んだ瞳、語られる言葉も、印象がちがわない

思った通りの人に感じました。

話し方、発する声も、とてもやさしい

(熊の写真が気に入って)

動物たちのまなざし、佇まいは

~生きる世界を信頼している~

感じたことです

それは紛れもなく、星野さん自身が見ている、感じている風景

星野さんの素直さ、ピュアなものがすべてに表れていました

・・・・

実際に生きて暮らす人々の暮らしは、

現代に生きる私たちとは違う直接的な世界です

自分たちで(たとえば)あざらしを獲り、さばいて

それを食料にしている

さばくのは女性の仕事で、そのやり方を孫に教えている姿があった

写真だけでは伝わらない、人々の笑顔や言葉から伝わってくる

生きてゆく姿

展覧会の最後のコーナーの壁面に

「人の心は深く、そして不思議なほど浅い。

 きっとその浅さで、人は生きてゆけるのだろう。」

と、ありました

たしかに、、

そうだなと思ったのです

 

 

 

 

 


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