どこかに行こうと思う時は
ひとりで動くことになる
先日、前の日に偶然目にしたポスターにピピンときてしまい
休みだった、その翌日に
京都まで行ってきました
阪急電車なら一本で行ける四条河原町
雨模様のすごく寒い日でしたけれど
行ってみれば、ほんとうに素敵な美術館
アーケード街の中にほっそりと挟まるように
縦長の洗練されたビル
一歩、中に入るとすぐに受付があり、チケットを買い
もうそこから展示室となっています
写真不可です
エリオット・アーウィットの世界
という写真展です
こちらはまた別の機会にご紹介します
北大路魯山人は、すごい人物・・・ということは知っていても
馴染みもなくて
その美術館が常設展を持っているとは知っていたのだけれど
そう、そこで初めて、魯山人の作品を観たというわけなんです
「何必館」(かひつかん)京都現代美術館の館長さん(梶川芳友氏)の言葉に
ぐっときてしまい
こちらの本(図録の大きさ)も買いました
魯山人について、そして作品を通して、ご自身から手紙を書く・・・
そういうスタイルの本になっています
所蔵されている作品一点一点について書かれている
美を追求していく厳しさがひしひしと伝わってきます
私のような超凡人は、ひれ伏すしかないけれど
人間を思う、見つめる視点がやはり興味深いものがあります
数日経って、あら、どうしてこの本を買ってしまったんだろう?
なんて思うことありますが
その時は、そんな気持ちになった
また今の気持ちで読めば
違う発見があったりするものですね
バランスをとってしか生きられない私にとっては
芸術家・・・
やはりすごいなぁと思います