花と文。(暮らしと本と花と)

日々の心に残る記しておきたいこと。

単純で素朴な心で読んでみる。

2015年01月21日 | 

近頃読んでいる本です。


(左から)

・洋子さんの本棚  小川洋子 平松洋子 集英社

・秘密の花園 上・下 バーネット 岩波文庫

・点子ちゃんとアントン ケストナー 岩波文庫


「洋子さんの本棚」は小川洋子さんと平松洋子さんの対談もの。二人の読書の歴史をひも解いていく内容。

これはざっくりとまず読んでから、また読み直しているところです。

子どもの頃に読んだ本の中の、登場人物についてなど
自分が読んだことのあるものも載っていて興味深い。
こういうスタイルの本は面白いですね。


そして昨日から読み始めた「秘密の花園」。
今、上巻を読んでいて半分くらいでしょうか。
引き込まれます。実は、最後までしっかりと読んだことがない。
長女が何度も何度も好きで読んでいて、私が読んでないと言うと不思議がります。
「この本を読むと心がきれいになる気がする」

   子どもの頃は、こんなふうに世の中をとらえていたのかも

   成長していく中に起こる変化は一瞬で、出会いによっての影響というものを考える

出てくる大人が様々で、まるでタイプ分けされているかのように描かれている。

自分はどこに属するのだろう。

そんなふうに思ってしまう瞬間があるのは、大人である自分だから仕方ないけれど
頭をからっぽにして、その物語の中に入っていく。
今を生きる自分とは違う世界を味わうことができます。


ちなみに「点子ちゃんとアントン」は何度も読んでるもの。
これはドイツ映画かな?映画もあって、すごくいいんです。
我が家の本棚にこの先もずっとある本の一冊です。
物語の合間に語り手が
勇気について・友情について・生きることのきびしさについて・・・などなど
立ち止まって考えたこととして述べている文がまた率直で自分に迫ってきます。
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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (亀の山歩き)
2015-01-22 21:29:54
lilyさん こんばんは

目が悪く(老眼)になって本を読んでいません。
もう随分長いこと読んでないような気がします。

ご紹介の3冊の本、面白そうですね。
読んでみようかな・・・
きっかけをいただき、ありがとうございます。
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Unknown (lily)
2015-01-22 21:56:12
亀の山歩きさん

こんばんは(^'^)こちらは雨が降っています。そちらはどうでしょうか。
岩波文庫の児童書ですが、読みやすいのでさらっと読めます。子どもの視線からどきっとする場面もありますけど、私はひたすら癒される思いで読んでいます。

山に登ったり、そして家で本を読む。私のあこがれです((*^_^*)
ありがとうございます。
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