花と文。(暮らしと本と花と)

日々の心に残る記しておきたいこと。

好きな絵本を選び、ゆっくりと読んでみる。

2014年09月11日 | 


絵が気に入っている絵本です。
もちろん、内容も楽しい。 おとなしい めんどり 作 ポール・ガルドン
                        訳 谷川俊太郎

大きさも20センチ四方で持ちやすく読み易い。
めんどりがとても賢いんですよね。



この絵本は、30代後半に自分の為に買ったものです。

 たいせつなこと  マーガレット・ワイズ・ブラウン さく
          レナード・ワイスガード え
          うちだややこ やく


この絵本ができたのは今から60年以上前になります。
しっかりとした確かな絵と、ひらながの言葉は子どもでも
十分に理解できるもの。

スプーンにとって たいせつなのは
ひなぎくにとって たいせつなのは
くさにとって たいせつなのは

・・・・・・・
と私たちが見て意味をつけた姿と、本来のそのモノたちの持つ本当の意味。

大人が読むとまたいいんです。

我が家の子どもたちは絵本が好きなんですが
最近は私が読んで聞かせるということが無くなりました。
(本当は高校生くらいまで、いいんだそうです)
絵本の中に入り込んで、旅するように味わう。
そんな経験をたくさん今の子どもたちにもしてほしいと思います。

選ぶ本も大事。
絵と内容が同等にしっかりとしているもの。
絵は芸術性の高いもの
内容は文学として適しているもの

ちょっと押し付けがましいかもしれないですが
子どもの原体験を、真剣に親が、大人が、考えるのも大切かなと感じています。

訳されたのは、うちだややこさん。樹木希林の娘さんでも知られていますが。

あとがきがとても素敵です。

機会があったら、手にとって読んでみてはいかがと
おすすめしておきます。

~・~・~・~・~
今日は児童館に読み聞かせに行ってきました。
一年生ばかり11人だったと思いますが(他の学年は時間割の関係で無理だったようです)絵本の世界に入り込んでいる、その表情。素敵です。
瞳の奥のきらきらしたものから、その物語が生きているのだということが
伝わってくるのです。

良い時間を過ごせました。

一昨日の夕日です。
Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | TOP | 次の記事へ »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。