花と文。(暮らしと本と花と)

日々の心に残る記しておきたいこと。

シンプルに生きること。

2008年12月09日 | 
 最近の目標は?と聞かれれば、それは「シンプルに生きること」。

文庫本になっていて平積みされていた、潔いタイトルに
惹かれ早速読んでみました。
著者は1936年生まれとありますから、私よりも30歳は先輩です。
暮らしの中での大切なものと、そうでないもの。
物の命を使い切ることの大切さや
そこから生まれる人としての品格。
生きて死んでいくまでの著者なりの死生観。
納得させられる一冊でした。
手元に置いておくバイブルとしても良さそうです。

20代は、とかく物に憧れ、依存していたと思うのです。
おしゃれが好きで、雑貨も好きで。
実際、勿論今でもおしゃれも、インテリアも
何事も素敵と思うことには敏感でいたいと思うのには変わりありません。

スタイルを持つこと。
歳を重ねて、少しづつ積み上げてきた自信とか
ゆとりでしょうか。
今の自分は必要なものを持つ・・・ということに重点をおきます。
必要でないものは持たない。
そうなってくると、やたらと慎重になる部分もあるのですが。
けれど、心なしか心地よい。
おさまりのいい自分がいます。

暮らしを丁寧にすること。
自然と無駄なものが見えてきます。
シンプルに生きることは、物だけではく自分の在り方、
人との付き合い方や、物事に対する見方すべてに
生きてくるように感じています。

潔く、物事に執着しない生き方。
いつも心が自由であること。

ある意味、とても厳しいものであるともこの本には書かれています。








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2 Comments

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興味有り! (take)
2008-12-10 10:58:00
面白そうな本だね
私も読んでみようかな。
必要なもだけを見極めるのは難しい~
私の場合、必要なのか不要なのかで悩みだすと、頭の中で整理がつかなくなる。
シンプルに暮らすことって、頭を使うよね。
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おすすめ! (lily)
2008-12-10 22:09:49
takeさんにもピッタリと思います。
暮らしの整理だけではなく
生きて死んでいくまでの心のあり方など・・・
ヒントとなることが載っています。
なかなか手厳しいことも書いてあるけれど
私達の年代にはそれくらいで丁度いいように
思います。
ほんと、頭使うね。
返信する

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