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何事にもバリアフリー

2012-10-05 15:00:44 | 戸建

いつもありがとうございます。専務の井手上です。

今日は先日完工した、三木市の高齢者住宅改造助成事業一般型を活用したバリアフリー工事をご紹介します。

この制度は、三木市内の介護保険対象外で65歳以上の高齢者のいる世帯、あるいは身体障害者のいる世帯を対象に、既存住宅に対して高齢者等に配慮した改造工事を行なう助成事業制度です。

今回ご依頼いただいたお客様は、足を悪くされており、家の動線の中での手摺取付、また段差解消を希望しておられました。三木市役所の介護保険課の担当者の立会いのもと、実際に現場でお客様の動線を確認させていただき、どこに手摺が必要か、またどこの段差を解消すべきかを綿密に打ち合わせを行ないました。その後、見積書、図面、申請書などの必要書類、改造箇所すべての工事前写真を市役所に提出し、承認を得てから工事を行ないました。

一部分ですが、写真で確認なさってください。写真をクリックすれば大きくなりますよ。

施工前

              

施工後

            

洗面所側にオフセットタイプの手摺、浴室側にL型の手摺を取り付けることによって、段差のある浴室への出入りまた浴槽への出入りが楽になりました。

トイレは1,2F共5センチの敷居があったため撤去し段差を無くして、ドアは継ぎ足しました。

他にも、サンルームへの上り口に階段を1段設けて、立ち上げ手摺を取り付け、上り下りが楽にできるようにしました。

今回活用させていただいた三木市の高齢者住宅改造助成事業についての詳しい内容は、市役所の介護保険課に問い合わせていただければ親切に教えていただけると思います。また、神戸市や明石市にも同じような制度があると思いますので、もしバリアフリー工事などをお考えの方はぜひ『リナックスホーム』のスタッフまでお問い合わせください。

ところで、私たちの周りには様々な人間関係があり、それゆえに時折悩みを抱えることがあるのではないでしょうか。

例えば、営業マンであればお客様や取引先との関係、また上司あるいは部下との関係、さらには夫婦や親子の関係、友人関係など様々です。そのような人間関係もバリアフリーに、つまり障害や障壁がなくなれば、人間関係で悩むことも少なくなるのかもしれません。

『自分にしてほしいと思うとおりに他の人にも行ないなさい』 という格言をご存知でしょうか。私は様々な人間関係をできるだけ良くするためにこのことを心がけるようにしています。まあなかなかうまくいきませんけどね。

この格言は、単に自分はこうしてほしいので、他の人も絶対にそうだと思い込んでそのことを行なう、という表面的なことではありません。少し深い意味があるようですよ。夫婦関係を例に少し考えてみてください。例えば男性と女性では物事の感じ方などが異なっていますので、夫が自分にしてほしいと思うとおりに妻を扱うというのは、男性である自分がこうしてほしいと思うことではなく、女性としての妻がどう扱ってほしいかを考えてそのように行なうということだそうです。自分も男性である夫として接してほしいと思っているわけですから。

つまり、これは”自分にしてほしいと思うことを、相手の立場になって考えて行なう”ということです。

このようなことを少し意識するだけで、日々の様々な人間関係はきっと今よりも良くなり、物事もうまく進むようになるかもしれませんね。

何事にも障害や障壁のない、バリアフリーを目指していきたいですね。

明日はいよいよリフォーム相談会です。詳しくは下記のチラシをクリックしてください。