土曜日朝起きたら、「精神科病院協会・山崎学会長」がツイッターのトレンドになっていました。
身体拘束「なぜ心が痛むの?」「地域で見守る?あんた、できんの?」精神科病院協会・山崎学会長に直撃したら…
案の定、東京新聞の何かずれた批判記事。ツイートの多くは山崎学会長の言葉に肯定的でした。
メディアは「患者の権利がー!!」ってよく言いますが、じゃあ、あなた方は精神疾患患者を受け入れるんですか?連続殺人犯が精神疾患で無罪になったら怒るでしょ?大声で意味不明の言葉を叫ぶ人が暴れだしたら逃げるでしょ?
精神疾患患者はリミットが外れているので、加減を知りません。だから精神病院では、当直に男の医者か男の看護師が必ず入ります。鎮静剤は18Gで筋肉注射すると聞きました。18Gってかなり太い針です。ふつう筋肉注射は25G、採血でも22G、大量に採血するときでも21Gです。18Gで刺されたら出血なかなか止まらないよ。なぜ18Gかというと、細い針だと暴れて針が折れちゃうから。
自分は精神科医ではありませんが、昔薬の影響で裸で走り出した女性患者がいて、男のDr.二人で抑えて鎮静剤を打ったことがあります。本当にリミットが外れた患者は怖いんです。
精神科は法律が厳しいので、拘束の回診も通常の病院より多いです。拘束されたら医師が1日2回回診することが義務化されています。通常の病院だと拘束の回診なんてないよ。山崎先生の言葉のとおりです。記者は勉強しろ(# ゚Д゚)
「精神科病院より一般医療での拘束の方がはるかに多い。知らない? 厚労省の班研究で施設内拘束って6万件あるんだぜ。そっちの拘束をなんで騒がないの?」(軽く机をたたく)
何も知らない記者が、自分たちの感覚で精神病院を批判していますが、じゃあ、自分たちが率先して面倒見るんですね(# ゚Д゚)。確かに滝山病院のような異常な病院もあるけど、ほとんどはまじめにやっています。
日本は動けなくなった老人を施設や病院に閉じ込め、障碍者を施設や病院に閉じ込め、貧困者を「努力が足りない」と突き放し、健康で普通の生活が営めるマジョリティーだけが目に入るようになっている国です。この「臭いものには蓋をする」という大本の排除思想を変える努力をせず、自分たちが責任を押し付けた暗部を批判するメディアは滅びろ、と思います(# ゚Д゚)
どうせ、安倍晋三元首相と仲が良かった山崎学先生を批判したいだけに作った記事なんでしょうね(# ゚Д゚)