瑞牆山（甲斐） 2013-09-28

瑞牆山（みずがきやま　2230m）　天気：晴れ

　前夜山小屋で買った５００円の高級ビールは普通の一番搾りの味がした。その後は、いもで止めとけば良かったのだがせっかく持ってきたんだからとウィスキーまで飲んでしまったのが、、チョッと飲み過ぎだな。何を喰ったか判らないうちに晩飯終了（アルファ米とレトルトだよ）。１９時過ぎにはは就寝したが、夜中に寒くなってユニクロを着てシュラフに入り直す。その後２～３回は起きたはずなのだが、ボーっとして良く覚えていない。気が付けば明るくなっていた。５時半だ。良く寝た。ん～、チョッと頭痛がするけど、これ高山病じゃなくて月曜日の朝に良くなるやつだよ。そうだよ、二日酔いだよ。ふらふらとトイレを済ますせて、何を喰ったか良くわからないうちに朝飯終了（夕べの残りだよ）。あ～、気持ちの良い山の朝のはずなんだが、なんだかなぁ、そうだ飲み過ぎたんだよ。

　↓グーテンモルゲン

　トイレに行っただけで足が痛いんですけど・・。つまみの残りと水だけ持って、とりあえず行けるところまで行きましょうかね。アーメン。

　↓登山のはじまりはじまり

　まずは富士見小屋の左から登山道を進む。こっちもやっぱり岩がちの歩きにくい道が続く。チョッとだけ登ると巻き道になって、基本下りで小川山への分岐点に出る。ここからどっかーんと下ると天鳥川の標識で沢を渡る。

　↓飛び石で渡渉

　沢の水で顔を洗えば気持ちが良い。対岸に渡るとベンチの有る休憩広場が有る。一服しましょう。その先に良く写真で見る大きな割れた岩が有り、登山道はその右側を木の階段で登っていく。

　↓すれ違いのできる広い階段

 道は岩ごろの歩きにくい掘れた急登だ。雨が降れば水が流れるのだろう。涸沢になっていて道が判りにくい所はテープが下がっている。

　↓こんな道は、いやだ。

 

　どんどん抜かれていくが、汗をかいたら少しは調子がよくなってきたかな。一ヶ所富士山が見えるところが有るが、それ以外は景色の無いひたすらの急登だ。

　↓見事な富士山

　天鳥川から１時間ほど登ると、直立した大岩を真上に見上げる場所に出る。これが大やすり岩ですか。

　↓デカいし、高いし、カタいし、白いし。

　ここからさらに岩ごろの急登は続くが、それでも２０分も登れば尾根の乗越しに登りつく。ここには弘法岩（黒森分岐）の標識が有り、尾根の向こうへは小川林道、右に行けば瑞牆山１０分と書いてある。

　↓弘法岩（黒森分岐）

　右へ進む。ロープの下がった岩を越え、短い鉄のはしごを登れば分岐から５分で瑞牆山の山頂に出る。

　↓瑞牆山山頂

　ここがまたすごい絶景の山頂だ。正面に南アルプス。左には昨日登った金峰山が高い。

　↓山頂標識と南アルプス　さっそく＝＞パノラマショット

　そう言えば二日酔いでとかぶつぶつ言っていたのに山頂まで来てしまいましたね。まぁ、山小屋から２時間ですからね。

　↓金峰山

　右には八ヶ岳からその向こうに北アルプス。その右の遠くは妙高とかだろうか。ベテランの方が「時々日本海が見える」と言っていたが、なるほどそう言われれば遠望が利く日には、日本海までも見えそうな気がする～。

　↓八ヶ岳と絶壁。ここで昼寝はいやだ。

　今日も天気が良くて最高ですね。おつまみの残りのナッツとか食べながらごろごろしてすごします。昨日も今日も良い天気で暑かったなぁ。腕なんかバリバリに日焼けしてますよ。

　↓さっき見上げた大やすり岩が眼下に見える

　そういえば今日は土曜日。山頂はだいぶ混んで来た様なので、そろそろ帰りましょうか。下り始めればまだまだ沢山の人が登ってくる。山頂は人だらけだろうな。１１：１５富士見平帰着

　↓富士見平に戻ってきました

　昼飯を喰ったらテントを撤収です。昨日は３～４張りだったテントもずいぶん増えています。全部で３０張りやそこらは有るでしょう。でもサイトはまだ余裕で空いています。

　↓テント場のシラカバ

　１２時５０分、満腹なのでさぁ帰りましょう。おみやげの水を汲んだら、テントと水を積んだリュックは再び重たくなった。

　↓富士見平の水場

　帰りは標識から林道の終点へ下り、林道経由で下る。林道から瑞牆山の展望が望めるって、何で見たっけ。ＴＶかなぁ。林道を１５分ほど下ると、右にチョッとした高台が有って、そこから見事な瑞牆山が望める。これは寄り道する価値がありますね。

　↓これだ！

　展望台のすぐ先が林道と登山道の交差点だった。登山道を下るより５分も余分にはかからないだろう。ここから再び山道に入り１０分も下ればみずがき山荘が見えてきました。土曜日の１３時３５分。駐車場は車があふれて路肩まで車が停まっていた。

　↓奥が駐車場

　甲斐の山は良かったカイ？？。２日間好天に恵まれてとても楽しい山歩きが出来ました。さぁ、これから４時間のドライブだね。帰ったらビールと山の水で割る焼酎が楽しみだ。（良く飲むねぇ）。

　あれ、ペットボトルに入れた山の水、黄色く無いですか。山の水が黄色、、みずが黄色の山、みずが黄ぃ山、、、（ウソです。瑞牆山の水は透明で冷たくてとてもおいしかったです）。

 

　　ＴＩＭＥ

富士見平（6:40）－（7:10）天鳥川（7:20）－（8:45）瑞牆山山頂（9:45）－天鳥川（10:50）－（11:15）富士見平（12:50）－林道―（13:35）みずがき山荘