遠州のかめの『山へ行かまい』

山の景色・花の写真、山歩きの記録。

石巻山・岩の殿堂ツアー 2024-04-20

2024年04月20日 | 2.三河

 石巻山(いしまきさん 358m) 天気:晴れ 

 今日は岩の殿堂「石巻山」。昔、おちばの里から往復したが、林道歩きの往復が超つまらなかった印象の方が強い。なので、今回は豊橋側から登り、どこへ降りるかは山頂で考える事にする。という事で、石巻山へ上る車道の入り口に有る、参拝者・登山者用の石巻神社の駐車場に車を停める。詰めて最大6台位いかな。ここにトイレ、水、自販機等は無し。

 先着は2台のみ。

 車道を少し登った「ほっとい亭」の先から登山道に入る。よい道を少し登れば右から間場口からのこちらも良い道を合わせる。どんどん進めばデカい船みたいな建物の横を通って車道に出る。ここまで30分位い。すぐ先に石巻神社の鳥居が見えるが、車道を少し下って、上の駐車場に有るトイレに寄っていく。ここは大きな駐車場でトイレも大きくて水洗で綺麗だ。が、紙が切れていた。

 上の駐車場と景色

 次は石巻自然科学資料館に寄って行く。石の標本と、壁の湖西連峰の地図に動植物の説明等。寄ってみても特に損は無いかと。建物の横から屋上に上れる様になっているが、チョットだけ展望が有るだけで別に何も無い。上ってみても特に得も無いかと。

 石巻自然科学資料館内部

 15分位い見学。参道に戻ると「登山の前に安全祈願を」、と書いてあったので石巻神社に寄って行く。信仰心の無いかめさん、10円で安全は保障されません。

 石巻神社

 手水舎の手前から石巻山への登山道が始まる。すぐに奥の院への分岐が有る。奥の院は近くだしそこの岩壁はすごいので帰りに寄りましょう。左へ登山道を進む。道はさすがに大きな岩がゴロゴロしている。5分で「石巻山の蛇穴」の標識が有る。

 石巻山の蛇穴(じゃあな)

 その5分先に「だいだらぼっちの足跡」という岩が有る。説明板によると豊川はだいだらぼっちの小便だと書いてある。おーまいがー。

 だいだらぼっちの足跡。

 そこからさらに5分。今度は岩の上になんか刺さっていてそこに大天狗・小天狗と書いてある。

 大天狗・小天狗

 この先右側に大きな岩が有る。道をそれて岩の根本まで行ってみると、見上げるほどの大岩。これは山頂の隣にある大きな岩だな。道に戻って山頂大岩の下をトラバースすると、登山道は岩場の登りになる。

 鎖を張った岩場の登り。

 鎖の先は鉄の階段はしごを3つこなして山頂に着いた。手水舎の登山口からちょうど30分でした。山頂直下の花。姫空木かなぁ?

 石巻山山頂。

 山頂は抜群の展望台だが、今日は黄砂だろうか、豊橋の町もかすんでよく見えない。

 展望1。右下の岩がさっき見上げた大岩だ。と思います。左下の池が三ッ口池。

 展望2。岩の殿堂だわー!。ちなみにクライミングは禁止されています。

 ひえ~。(かめさん、靴に穴あいてますよ!)。展望3

 パーティ、ソロと到着。さらに下から登山者の声も聞こえてきます。20分位い滞在して展望を満喫したので出発しましょう。はしごの下ですれ違いに登ってくるパーティに2才くらいの女の子が居る。歩いて登って行った。超ビックリだわ。下りは途中の分岐を左へ降りて奥の院に寄っていこう。

 奥の院。分岐には標識等は無かった。

 奥の院はすごい岩壁。岩の下に湧き水が有るが、細いしぃちょっと汲めないなぁ。奥の院から巻道を下って行けば朝通った登山口を通り、そのまま参道を下って鳥居の下に戻った。道脇に群生していた花。これはオドリコソウでしょうか?。これはウマノアシガタですね

 石巻山神社の鳥居。

 さぁてこのまま下ってしまったらやっぱり早すぎる。とりあえず、大知波峠廃寺跡まで行ってその先の事はそこで考えましょう。という事で、ここから舗装の林道を登っていく。この先は展望も少ない退屈な林道歩きになる。道はすぐにダートになり少し先から下りになる。

 見どころといえばこれくらい。山あじさいかな?

 ダートの林道はどんどん下る。結構下る。もうとっくに飽きたころ林道の分岐が有る。標識は右を差しているが、地図を見ると右の林道は多米峠に行ってしまう。標識の裏に手書きで左が大知波峠と書いてあるのを見つけた。ので、ゲートの端から左のコンクリート林道に入る。

 林道の分岐。鳥居から40分弱。

 左のコンクリート林道はすんごい急登で道も荒れ気味。ダートになったりまたコンクリ舗装になったり。ひいこら言いながら10分も登ると標識が有って、右から良い道が合流する(写真は振り返って見たところ)。標識には「豊橋自然歩道」と書いてある。さっきの分岐は右の林道が正解だったようだ。残念。この5分先に再び標識が有るが、ここは右の山道に入って少し進めば送電鉄塔の先で湖西連峰縦走路の本線に合流し、左に下れば大知波峠廃寺跡に到着する。が、そのまま林道を進んでも大知波峠廃寺跡に(楽に)出る、はず。

 大知波峠廃寺跡

 ここで一本満足休憩にする。下の休憩広場はパーティが休憩中。廃寺跡の草原ではわらび取りの家族が奮闘中。富士見岩方面から到着した女性パーティもわらび取りに参戦した模様だ。

 大知波峠廃寺跡。東側。

 休憩20分。人が増えてきたので出発しよう。まだ12時前でチョット早いが、行ったことの無い長彦自然歩道を下りて駐車場に戻ったら、石巻山頂から見た「三ッ口池」へ行ってみようか。という事で、大知波峠から長彦自然歩道に入る。御用岩までは先週来ているので楽勝。

 御用岩からの展望。左が石巻山。これはガメラ岩

 その先の長彦自然歩道は道ははっきりしており、立派な標識も立っているが、所々は水が流れて沢状になって岩ごろで歩きにくい所も有る。明らかに歩く人が不足している。御用岩から30分ほどで民家の軒先に降りてきた

 長彦自然歩道を降りて来た方向を振り返ったところ。

 ここから舗装の車道や川沿いの堤防の道やら、一か所ショートカットしようとして失敗して戻ったりしながら(これが痛かった)1時間以上かかってやっとこさで石巻神社の駐車場に戻って来た。

 途中で見た鳥。ハトでは無さそう。

 さぁて、思ったより時間がかかったが、三ッ口池へ行って石巻山の写真を撮りましょう。山頂から三ッ口池が見えたのなら、三ッ口池から山頂が見えるはず。これが思いのほか良い場所で満足まんぞく=冒頭の写真です。山頂のアップ。なんか、顔のようなものが見えるような気がする。(かめさん、無理やりなんかの顔にするのは先週でやめましたよね。あれ~、確かに顔が見えるなぁ!)

 TIME

 石巻神社参拝者・登山者駐車場(8:10)ー石巻自然科学資料館ー(9:45)石巻山(10:05)ー(11:35)大知波峠廃寺跡(11:55)ー(12:45)長彦自然歩道登山口ー(14:10)石巻神社参拝者・登山者駐車場

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