遠州のかめの『山へ行かまい』

山の景色・花の写真、山歩きの記録。

茶臼山(奥三河) 2024-10-02

2024年10月02日 | ・奥三河

茶臼山・萩太郎山(ちゃうすやま 1415m はぎたろうやま 1358m) 天気:晴れ・曇り

 家を出たのも遅かったのだが、本長篠から鳳来へ行く県道が通行止め、なので他に向かったのだがそっちは橋が通れない。ならばとR151を北上するが、こちらは片側交互通行だらけ。大雨の影響は甚大だったようです。豊根側から茶臼山高原に登り、結局ノンストップでも2時間半以上かかって到着は11時過ぎだった。さらに、看板の地図には第2駐車場にトイレが有ると書いてあるが、無い。シャッターが閉まっているようだ。なので、第1駐車場に回ってトイレに寄ったら出発は11時半になってしまった。それでも、まぁ茶臼山から萩太郎山一周する位い余裕っしょ。

 第2駐車場から出発。良い天気。

 すぐ上が「自由の丘」という気持ちの良い草原。最上部から南アルプス方面の展望が有るが、残念ながらまだ真夏のようで、遠くはよく見えない。

 自由の丘。

 道が林に入ると古い展望台が有るが、役目は終えている模様(展望無く草ぼぉぼぉ)。5分先の分岐から急登になる。登りは長くは無いが久しぶりの歩きで思いのほかキツい。分岐から10分弱で稜線に乗ると山頂は右へすぐだが、左側に展望の良い場所が有る。萩太郎山は山頂展望台よりここの方が恰好が良い(あくまで個人の感想です)。

 萩太郎山。雲が多くなってきた。

 そしてすぐに茶臼山山頂と木製の展望デッキ。からの萩太郎山南アルプス

 山頂から先に進む。撤去された古い展望塔の土台に新しい木のベンチが有る。ここで一服。すでに足が痛い。この先だいじょうぶだろうか。

 右の道を下る。急で段差の大きい道になるが、少し下に大きな岩が見える。傍らの古い標識には「雷岩」と有る。手前から登れそうだが、降りるときは絶対ビビるからやめておこう。少し下に大きな岩が有る。正面の新しい標識には「雷岩」とある。どっちやねん!。よく見ると、こっちは「根羽村パワースポット」と書いてある=長野県だ。上の古い標識は「ほの国」と書いてあった=愛知県の標識のようだ。ここにも県境をまたいだ熾烈な争いが有る?(無いよ。あおるなよ)。

  雷岩      これも雷岩     これは天狗岩だって

  

 歩きにくい道も20分ほどで舗装道路に降りる。舗装道路を右に下れば3分で矢作川源流の駐車場が有る。ここからは北側の展望が開ける。蛇峠山・大川入山・恵那山、右側には南アルプスのはずだが、今日はよく見えない。

 矢作川源流の駐車場。

 斜面の下から「ぴー」という鳴き声が。見ると鹿の親子が慌てて下って行き、母親は立ち止まってこちらを振り返った。つぶらな瞳でそんなに見つめられたらチョット恥ずかしいじゃん・・。母鹿と別れて矢作川の源流へ向かう。ここはいつでも冷たい水がじゃぶじゃぶ出ている。おっと、アナグマが逃げていくぞ。ここいらは動物天国ですね。

 水は帰りに車で汲みに来ましょう。一口飲んだら先に進みます。道はすぐに舗装道路に出たらそのまま下って行く。左には茶臼山牧場。すすきがすてきですし。

 左が茶臼山高原牧場。

 今日はエコトラックのルートをたどって来たが、ここから山側に入る道が判らない。地図上の地点は駐車場になっていて道が無さそうだ。なので、チョット戻ってあみだマップ標識の有る分岐から山道に入る。これが失敗だった。入ってすぐは水浸しの道、その先も道はあまり良くない。

 池の水が溢れて道が小川になっている

 道は良くないし、どこへ行くかわからんし、すぐ近くから「ピーッ」という鹿の鳴き声はひっきりなしだし、けどが、ひさびさの遊歩道じゃない山道の登りが楽しくなって、岩ごろ道の倒木を越えてガツガツと登ってしまった。もどりたくてももぉ手遅れだわ。気が付けば行く先に見覚えのある岩が・。「雷岩」って書いてある。新雷岩の下に出てきた。茶臼山山頂のすぐ下じゃないか。

 今日2度目の雷岩

 舗装路の分岐から20分位いかなぁ。結構疲れた。再度茶臼山へは登らず、すぐ上の旧雷岩の分岐から森の広場方面へ下る道へ入る。道は茶臼山の山頂を巻いて下って行く。この先の道はごちゃごちゃしていて、森の中だし道の分岐も多くて、チョッとどっちへ向かっているのかわかりにくいが、各分岐にはしっかりした標識が立っているので助かる。とりあえず「森の広場」を目指して進む

 森の広場。よい場所です。

 次は「国民休暇村本館」の方向へ進む。太い道に出た辺りでチョッとうろうろしたが、大きなコテージが並んで建っている前を通り過ぎ、その先で折り返したら脇道を適当に下って行くと芹沼池を周遊する遊歩道に降りる。さらに、その遊歩道を進むと第1駐車場へ向かう車道に出た。左へ1分で茶臼山高原美術館が有る。

 森の美術館。本日休館開のようだ。

 道のすぐ北側が芹沼池(せりぬまいけ)。

 南側へ下れば矢筈池(やはずいけ)が有る。

 古い地図だと、矢筈池から茶臼山高原道路の下をトンネルでくぐって萩太郎山へ登る道が有るらしい。これがそのトンネルだ。通れるか~い!。仕方がないので、第2リフト入り口からスキー場に入ると、ゲレンデのすみっこをひぃこら登って、コンクリ舗装の管理道路に出る。あとはコンクリ舗装の道をひたすら萩太郎山を目指す。地味にキツイわぁ。左にリフトの終点が見えてくると、もう少し先が萩太郎山の山頂だ。

 山頂には展望台やウッドデッキにベンチ、そして「恋人の聖地」のモニュメント。山頂で長めの休憩。余裕で一周のはずが、結構・思いのほか・いゃかなり・疲れたわ。

 萩太郎山山頂。 山頂展望台からの展望。 山頂南側三河方面の展望

 萩太郎山から管理道路&ゲレンデの草地をヨタヨタと下る。正直、結構ヘロヘロになって第2駐車場に帰ってきた。

 茶臼山。左下に見えているのがスタート&ゴール地点の第2駐車場。

 さぁて、汗だくのシャツを着替えたらお土産を買ったあと、自分土産に矢作川の源流へ水を汲みに行く。と、途中の車道の真ん中に鹿の親子がいる。小鹿は逃げて行ったが母鹿はこちらを見ているじゃん。さっきのシカさんですか・・違うか!

 TIME 活動記録←青い線が指定コース、薄い線が歩いたコース。ウロウロしてるなあ! 

茶臼山高原第2駐車場(11:25)-茶臼山(12:00)-雷岩-矢作川源流(12:35)-茶臼山高原牧場-雷岩(13:10)-森の広場-国民休暇村-芹沼池-高原の美術館-矢筈池(14:00)-(14:30)萩太郎山(14:45)-(15:00)茶臼山高原第2駐車場

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