遠州のかめの『山へ行かまい』

山の景色・花の写真、山歩きの記録。

五葉山 2024-05-17

2024年05月17日 | 2.三河

 五葉山・平尾山(ごようさん 338m ひらおさん 464m) 天気:晴れ

 東名で新城パーキングを過ぎると左に大きなロックフィルダムが見える(下り線です)。これが大原調整池(五葉池)です。ちなみに読みは「おおばらちょうせいち」らしいです。周辺は整備されたハイキングルートになっていると、最近知りました。行ってみましょう。

 大原調整池の駐車場。ここに有る地図看板

 駐車場のトイレは厳重に封鎖されて使用禁止になっている。池の反対側に東屋とトイレが有るようなので、まずは用事を済ませに行きましょう。駐車場からダムの上を渡って対岸に渡る。ダムからの眺めが良い。南側の展望北側の展望

 ダムの長さは351m有るらしい。

 登山口を確認したら先へ進む。少し先に「赤い実の小径」ってぇのの入り口が有る。ここは道が多いし、標識は○○の小径ってぇ書いてあるので、駐車場の看板の地図を覚えておかないと迷子になりそうだ。

 ↓登山口の「どうだんの小径」入り口

 25分で東屋に到着。裏にトイレが有るが、デカい張り紙で使用禁止になっている。男子小用もない、おーまいが!。今日は限界ギリギリの超忍耐耐久登山大会になりそうだ。(なんだそりゃぁ)。

 ↓休憩舎。 

 どうだんの小径の入り口まで戻ったらやっと山道に入る。道ははっきりして良い道が続く。名称の通り、道脇にはどうだんの木が多いようだ。花の時期はもうだいぶ過ぎただろうな。

 どうだんの小径?トンネル?

 少し先で左に「松風の小径」という標識が有り道が分岐するが、右へ上る道を選択する。少し登れば開けた林道の終点に着く。ここにも地図の看板が有るが下に有ったのとは内容が違い、小径の詳細地図になっている。左へ山道の続きを進む。少し進むと左から「なんだかの小径」が合流する。さぁてこの先が地図に有った「急傾斜注意」だな。

 トラロープの急な登りだ。

 結構長い登りだが、20分か25分か、切り開かれた送電鉄塔ピークの五葉山に着いた。これは展望の良い山頂だが、今日は風が強いな。

 ↓五葉山 ここからの展望 

 チョット休憩後出発。次は五葉城跡へ向かう。小さく下って登って「堀切」と書かれた真新しい標識を過ぎると左に林道が見えて来て山道の分岐が有る。左に折れて林道に降りる。振り返ると林道から山道に入るところに「高城砦・平尾山」の標識が有る。林道を左に進むと道脇にベンチが有って、そこが五葉城跡の入り口だ。五葉城跡はすぐ先。これが素晴らしい展望台だ。

 五葉城跡。展望史跡説明看板のアップ

 眺めを楽しんで長めの休憩・・。分岐まで戻って高城砦(たかつきとりで)に向かう。標識に「上級者向け」と書いてあったが、確かに今までの道よりも細くきつくなるけど、それほどでもない。急登しばしで高城砦に着く。ここは真新しい標識が有るだけのピークだが、良く整備されているようです。

 高城砦。(なぜ高城砦跡では無いのか?)

 ここからもチョット細いがはっきりした道が登っている。途中で一か所、豊橋側の展望が有るが、森の登り道を20分ほどで平尾山に到着。ここは湖西連峰の本線だが森の中で展望も無い山頂だ。

 平尾山山頂

 座るところも無いので本線を少し南に下り、送電鉄塔下の切り拓きで休憩しよう。風が強くて送電線がうなっているが、日当たりの良い場所は今日は暑いですね。

 展望いまいちだし、暑いし、限界近いしぃ、とっとと帰るか。

 平尾山に登り返したら来た道を戻らずに、湖西連峰の本線を北に下る。次の送電鉄塔から下の林道に降りられるようなので(ネットで見た)送電鉄塔までは行ってみようかと。もし道が無かったら平尾山まで登り返すつもり。だが、この先の本線の方がさっきの道よりもよっぽど上級者向けですね。

 次の送電鉄塔。

 送電鉄塔に着いたら、鉄塔の下を直進する中電巡視路が有った。本線は右に90度曲がっているが、巡視路の方がよっぽど良い道だ。下の林道まではそんなに遠くないはず。道は急だがはっきりしており、階段も切ってある。ただし、ハイキングコースではないのでそこはそれなりということで。一度、林道終点みたいな広場に出るが、林道は無く山道は先に続いている。やがて小さな沢に出ると沢身を下って、最後は得意のジャンプで林道に出た。ここには標識も何もないし、登りに使うと判りにくいですね。

 林道出合い

 林道を右に少し下ると林道の分岐。右に行くと「宇利峠4.5km・蛇穴1.1km」の標識が有る。宇利峠へって、どのあたりに出るんだろう?。来た方の林道には「平尾山・中山峠」の標識が有る。ネット情報では左の林道で下れるようだし地形図でも林道が繋がっているが、分岐の先に巡視路の続きが有る。

 真っすぐに闇に吸い込まれる・・をぃ。

「こっちにおいでよ!」という何かのささやきで巡視路に突入。次の鉄塔までは良い道。鉄塔下を突っ切った先に道の続き有り。細くて足元も良くは無いが道ははっきりしている。15分で林道に降りた。道の続きは林道のすぐ先から下りている。ここからはずいぶんよい道で、やはり15分で大原調整池の周遊道路に降りた。最後は舗装道路を歩いて駐車場に戻った。

 駐車場に戻って来た

 車で靴を履き替えたら五葉ダムの下まで歩いて行ってみる。ロックフィルダムと言われて思い起こすのは「水窪ダム」だが、ここは高さは無いが横幅はかなりデカいダムだ。ついでに、というか、こちらが主目的だが、新城PAのぷらっとパークに寄って大小の用事を済ませにいく、超限界ギリギリだったので。

・ぷらっとパークの入り口には駐車する場所が有りません。調整池駐車場からは5~6分歩きます。

 TIME

大原調整池駐車場(8:20)ー東屋(8:45)ーどうだんの小径登山口(9:00)ー(9:55)五葉山(10:05)ー(10:25)五葉城跡(10:40)ー高城砦ー平尾山ー(11:20)送電鉄塔ピーク(11:35)ー平尾山ー送電鉄塔分岐(11:50)ー(12:55)大原調整池駐車場

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