遠州のかめの『山へ行かまい』

山の景色・花の写真、山歩きの記録。

朝日山(北遠) 2013-04-27

2013年04月30日 | ・水窪・佐久間・熊伏山

朝日山(あさひやま 1692m) 天気:晴れ

 兵越峠のトイレ前に駐車する。もう5月だというのに結構寒い。大きな木の桜は満開に咲いているので、今日は特別に寒いのだろう。風も強いので、ヤッケを着て出発。今日は1日ヤッケを脱げなかった。

 ↓駐車スペース。左の建物はトイレ。

 

 駐車場から奥に続くダートの林道を50mほど進むと、右の切り開きにピンクテープが有る。ここから登山ルートに入り、斜面の踏み後を追って尾根に上がる。

 ↓林道の右に登山口

 

 尾根上ははっきりした踏み後に、ピンクテープの目印も多い。駐車場から30分もかからずに最初の1317ピークに到着する。ここには「水梨山」の立派な山頂標識が有る。

 ↓水梨山

 

 水梨山から尾根上に続く踏み後を下る。尾根は痩せてくるが、最低鞍部から斜面の登りに変わる。斜面だ踏み後は薄くなるが、ピンクテープはまだ多い。次のピークを越えると広い尾根になり、踏み後もテープもだんだんと怪しくなってくる。薮も無いので適当に進めるが、踏み後は尾根の南側に有る様だ。水梨山から40分ほどで1436ピーク手前の尾根のどんつきに着く。ここには木の幹にグルグルにテープとリボンが張ってある。

 ↓1436手前の分岐点

 ここから左へ一旦下ってから小さな枝尾根を登れば1436ピークに直登する。左へ少し下ればピンクテープが有る。帰りはこちらを通ったが、行きは尾根を真っ直ぐに降りて二重山稜の間を進み、その先のコルから左へ登って、1436ピークの先の尾根に出た。尾根に出た所にも木の幹にグルグルのテープとリボンが有る。尾根に乗れば踏み後がはっきりしてテープも続いている。

 ↓右奥が朝日山か

 

 再び尾根を下る。鞍部の南側にはヌタ場を見る。そして又次のピークへ登る。この尾根は概して北側が崖で南側は緩い斜面だ。ピンクテープは有る所にはどっさり有るが、無いところには全然無い。尾根の先で岩がちな急斜面に出くわす。足元がぐずぐずで登りにくい。ここを越すと平坦な尾根になり、その先で少し開けた場所に出る。もう目の前が朝日山の様だ。右手にはシャウヅから黒沢山へ続く尾根筋が見えている。あちらの尾根は、笹が、手ごわそう、、だよ。

 ↓開けた尾根。帰りに昼飯を喰った。

 ↓そこから見た、シャウヅから黒沢山の尾根。笹の・・・

 その先からテープがベタベタな最後の急な斜面を登る。笹は背丈が有るが、全て枯れている。踏まれていない緩い斜面だが、15分も登れば朝日山三角点の標識に出くわす。標識には左へ三角点と矢印が書いて有るが、道は無い。

 ↓三角点の標識

 標識から左へそれて一旦少し下り、前方の高みを目指して進む。道は無いが藪も無いので難なく三角点山頂の標識を見つける。周りは樹林で展望は全く無い。風の音に時々鳥のさえずりが聞こえるのみ。

 ↓朝日山三角点山頂

 適当に右の尾根筋に戻って踏み跡の続きをたどる。山頂部分は平坦で小さなピークがいくつか点在しているチョット複雑な地形だ。枯れた笹に倒木が重なって歩きにくい。

 ↓山頂部はこんな感じ

 すぐ先の小ピークで、右へ90度曲がって次のピークへ向かう。やはり一旦少し下って2分登れば山頂標識の後ろから朝日山山頂に到着した。ここも周りは樹林に囲まれて展望は全く無い。ピークから南へ切り開きが降りているが、踏み後は薄い。風が強くて寒いし、何も無い寂しい山頂なので、少しだけ休憩したら下る事にする。

 ↓標識の後ろから山頂に到着

 開けた尾根に戻ったら風をよけて昼を食べる。陽は有るが風が強くて冷たく、まったりタイムとはいかなかった。。花も景色も無いし、、早めに切り上げてとっとと下ろうっと。

 ↓朝日山最高点山頂

 下山では、1436mピークまで進んで真っ直ぐいきそうになったが、左の枝尾根をずんずん下ってしまうのが正解。その先も右へ折れて斜面へ降りる所が注意。行きに通った所なので間違えるわけにはいかないでしょう。

 ↓林道の登山口の直ぐ先の白樺林。白樺とは、さすがは信州。

 今日は寒くて寂しい山歩きでした。 → 兵越峠の由来を書いた看板の拡大

   TIME  カシミール

兵越峠(9:45)-水梨山(8:15)-二重尾根分岐(9:00)-開けた尾根(10:05)-三角点(10:30)-(10:40)山頂(11:00)-(11:20)開けた尾根:昼食処(11:55)-水梨山(13:30)-(13:50)兵越峠  85km 2h15m


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