遠州のかめの『山へ行かまい』

山の景色・花の写真、山歩きの記録。

大尾山・八高山 2023-05-09

2023年05月09日 | 1.遠州

大尾山・八高山(おびさん・はっこうさん) 天気:曇り・晴れ

 前回と同じ位いの時間に家を出たが、浜北大橋の渋滞を避けるためチョットだけシン東名を使う。その甲斐が有って8時前に黒俣に到着。トイレに寄っても8時には出発できた。今日は大尾山から八高山への大回りルート。久しぶりに長めのルートになるが、歩けるかな。

 ↓今日はこっちから登る。(8:00)

 トイレの横、名物のコウヤマキの横から集落の中の舗装道路をクネクネと上がって行く。最後の民家の横を抜けるとコンクリート舗装の急な農道を登り、茶畑の前で右の山道に入る。

 ↓茶畑の脇を登っていく

 道は杉の植林帯に入り歩きにくい道を登っていく。5~6分も登れば道が分岐している。ここで明らかに良い道は右にトラバースしている。が、地図上の破線は真っすぐの枝尾根を登っている。もちろん、迷わず尾根筋の踏み跡を直登する。がぁ、登山口の看板のルートマップに「ここは右へトラバースだよ」とちゃんと載っていた。まぁ、知っててても突撃したと思いますが!!。(負け惜しみかぃ!!)

 ↓巻き道分岐。正しいのは右だと思います。(未確認ですがそうだと思います)。

 破線を追って直登すると、やはりすぐに道は無くなり、踏み跡はかもしかのものだけになる。尾根が消えて斜面が急になってきたので、破線は無視して右上の尾根を目指してトラバース気味に登る。やっとこさで尾根に乗ると細いがしっかりした山道が有った。道はやがて破線を外れ、尾根上を進んでいく。さっきの分岐から30分位いだろうか、目前にピークが見えてきた。

 ↓標識も何もないが、地蔵坊山という山頂でしょう。(8:50-8:55)

 5分休憩して尾根上の道を進む。1分先に標柱が有る。地図上531.6の三角点でしょう。登山口のMAPでは「黒俣山」となっている。

 ↓こちらは黒俣山山頂。

 黒俣山から3~4分先で、右側の良い山道に合流する。これは地蔵坊山を巻いて下の分岐につながる正規ルートの道でしょう。

 ↓正規ルートの分岐。振り返って見たところ。左正規ルート、右の道から来た。

 この先は良い山道が続く。小ピークは巻いたり、コルの細い尾根を進んだり、最後は急斜面をこなせば地蔵坊山から30分位いでダートの林道に出会う。ここには公式の標識が立っている。

 ↓林道出会い。左の標識は「←泉バス停」。右は「←大尾山・八高山→」。

 ここからはダートの林道を大尾山の方向へ向かう。林道はチョット登った後はどんどん下って行く。10分とチョットで舗装林道との分岐に出る。まっすぐのダートの道のすぐ先に大尾山へ続く山道の入り口が有る。

 ↓左の舗装路は「ならここの湯へ」の標識が有る。

 登り口はザレていていやな道だが、すぐに尾根に乗るとさらにすぐに斜面の巻き道になり、大尾山の南側の直下に登っていく。10分ほどで大尾山参道石段の下に着く。石段を登れば大尾山の社。しかし、ずいぶん傷んでいるなぁ。右の石段の上に小さな社が有る。その裏が一番高そうだ。そこまで登ってみたが、特に、何もなかったた。。なので、こちらでミッション敢行。

 ↓大尾山(おびさん)に出た、変なお~びさん!・・(あんたは変なオビーさんですがね)

 大尾山で30分も遊んでしまった。来た道を大尾山登山口まで下る。ここから林道の延々歩きだ。地図で見ても長い、予定では1時間半。ダート、時々コンクリート舗装、まれに野生動物の道。

 ↓先行するのはあなぐまかな?

 おなじ場所で右上からザワザワと大きな音。見上げるとカモシカが逃げて行った。(そんな遠くにまで逃げないくても良いだがや・・)。基本下りの林道が登りに転じる。半分過ぎたかなぁ。林道でも登りになると足がきつくなってくる。結構、思ったより、予想以上に、足が弱くなったようだ。やっとこさで林道終点の分岐を見る。ここは右のダート林道に入る。次は左(上)へ。

 ↓尾根の末端に「八高山」の標識。(11:55)

 ダート林道を登っていく。地図上の破線から離れているが、林道は左上へ上っている。こちらの林道の終点で尾根上の破線路に合流。左下に立派な林道の続きが見えるが、山道は細い尾根を越えると急な斜面に取り付く。きつい登りも10分位いで小広い山頂に到着。かたわらに高塚山の標識が有る。

 ↓高塚山。(12:15-12:20)

 5分程休憩したら八高山へ向けて出発。尾根すじを下ってから足元の悪い左の斜面を下る。再び尾根道になると左下に林道が見えてくる。林道に降りてしまう枝道も有るが、そのまま尾根を進む。最後、看板の後ろからカザンタオ峠に下りた。高塚山から20分位い。

 ↓カザンタオ峠。看板の後ろから来た。左黒俣へ舗装、右前山から家山へダート。

 反対側に大垂滝から馬王平へ続く林道の入り口が見えるが、林道入口の右に山道の入口が有る。小さな標識が地面に落ちている。

 ↓登山道入り口。

 ここから入り、道は尾根に乗って前方の斜面にとりつく。10分ほどで最初のピークに立つ。登山口の看板のルートマップによるとここはカザンタオ山。その先、チョット下ると左の良い山道に行く分岐が有る。

 ↓左の良い道への分岐。だが、チョット待て。

 これは登山口のルートマップによると、カザンタオ山と女天狗の峰の東側を巻く短縮ルートのようだ。自分は破線路に乗って前方の斜面に取り付く。これが足元が悪くて道がはっきりしない急な登り。だが、ほどなく714ピーク=女天狗の峰に登る。

 ↓女天狗の峰。

 女天狗の峰からチョットだけ下ると、左へ分岐する(振り返って見ているので右に分岐している)標識が有る。さっき分岐した巻き道の出口のようだが、分岐の先には確かな道が見えない。この巻道は使って良いものかどうかチョット心配だが、すいません、未確認です。さて、この先のコルから実質最後の登りになる。やはり足元はグズグズで道もはっきりしない急な登り。正直キツイ。正直やっとこさでバランダ=天狗の席敷に着いた。やれやれだわ。

 ↓バランダ=天狗の席敷。右から来た。左黒俣へ、後ろ方向が八高山へ。

 ここから八高山への最後の登りだが、もぉたいしたこたぁない。樹間から今日は聖岳は見えないが、房小山・バラ谷の頭・黒法師岳の山並みが見られる。ほどなく八高山の山頂に到着。

 ↓八高山山頂。山頂からかすかに富士山←見えますか??

 山頂には福用からの単独の方が一人だけ。電車で来たら帰りに一杯飲めるので良いですね、とかつまらない事を言ったら、この方は自動車で来たとの事・・・やっちまったなぁ、かめさん!!でわお先に出発です。帰りは前回通らなかった、白光神社から黒俣へのルートで下る。こちらも急な道で足が痛くなってくる。途中で大尾山方面の展望が有るが、どれが大尾山だろう。

 白光神社から35分で黒俣への山道と林道への分岐に出る。一瞬、林道をプラプラ帰ろうかとも思ったが、やはり山道が有れば山道を行きましょう。山道は分岐から20分とチョットの下りで林道の登山口に降りた。あとは舗装の林道を黒俣に戻る。

 ↓黒俣に戻って来た。(16:00)

 今日はストックを車の上に出したままで、持っていくのを忘れた。途中で気が付いたが、取りに戻るには進みすぎていた。ストック無しで一日歩いて足の負担は増したが、いつものような腕の疲れは無い。どっちが良いか。。はい、次はストックを忘れないようにしましょう。

 TIME MAP(軌跡はGPSではありません)

黒俣(8:00)-林道出会(9:30)-(10:00)大尾山(10:30)-高塚山(12:20)-(14:10)八高山(14:25)-(16:00)黒俣

この記事についてブログを書く
« 八高山 2023-04-28 | トップ | 長篠・設楽サイクリング・ウ... »