ターンオーバーの説明をしないといけませんね。
気温が低下してくると湖の水温も低下していきます。水の密度は摂氏4℃が一番大きいので、常温から4℃に向かって水温が低下していくと、湖の表面の水の密度が湖に溜まっている水よりも重くなります。
ということは重たい水が水中に落ちていくことになります。まるで味噌汁の対流の状態が湖底で発生します。
落ちてきた水の塊が湖底にぶつかり縦渦が起きると、湖底の泥の中にいるアカムシなどが巻き上がってワカサギの目の前に現れます。その状況下ではワカサギはアカムシを選択的に食べるようになります。
その後、湖底の水温が摂氏4℃になると、表面から水は落ちてこなくなるので、縦渦は無くなりワカサギはプランクトンを主に食べるようになります。このタイミングでサシが有効になっていきます。
ワカサギ釣りのエサは水温が4℃を境にして アカムシ→サシに変わっていきます。