今年も、時刻の切り替え時期がやってきます(ハワイとアリゾナ州の一部を除く)。
明日から、時計を1時間進めるDaylight Saving Timeが始まります。
3月10日に始まり、11月3日に終わります。
NYCに住み始めた頃は、このDaylight Saving Timeのおかげで
特に夏の間は日が沈むまでの間が本当に長いのに驚き、面白いなと感じていましたけれど、
今となっては、毎年強制的に1時間の時差ぼけを2回強制されているようなもので、
身体が時間の切り替えに順応するまで、1ヶ月ほど軽い体調不良が続くのでした。
それでも長年続いているのは、アメリカで生まれ育った人にとっては、
もう普通のことなのかと思っていました。
しかしそうでもないようで、この夏時間をそのままにして切り替えないよう、
あるいは標準時で固定するよう、各州議会で働きかけが行われているようです。
Permanent daylight saving time? Politicians keep trying to make it a reality.
https://www.usatoday.com/story/news/nation/2024/03/09/permanent-daylight-saving-time-sunshine-protection-act/72909874007/
上のリンク先の記事によると、夏時間に関して行われた調査では
回答者の60%が「時間の切り替えを望まない」という結果なのだそうです。
ああ、やっぱりそうなのですね〜。
夏時間が設定された当初とは、アメリカの産業構造も世界情勢も変わっていますし、
不要だと思う人の方が多くなっているのだから、
さっさと撤廃して欲しいものです。
ただし、連邦法は、州が恒久的に夏時間を遵守することを禁止している。とのことなので、
切り替えを止めるなら、標準時に固定になるのでしょうか。