少し前、マンハッタンのスーパーに「豊洲直送」の鮮魚コーナーができた、
と話題になっていました。
実際に行った何人かの友人の話では、思ったより広くて結構よかった、と評判は上々。
最近、食生活のタンパク源としてもっと魚が食べたいなと思っていたので
これは朗報です。
行ってみたいと思いつつ時間が過ぎ、ようやく年末になって行くことができました！
場所はイーストビレッジ、地下鉄Astor Place駅または8th St/NYU駅のすぐ横。
かつてKマートという大きなスーパーが入っていた後に
食料品を中心とする、大型スーパーチェーンのWegmansが今年10月18日にオープンしたのでした。
地下の食料品売り場の一角にありました！鮮魚コーナー。
その名もズバリ「SAKANAYA」、思ったより本格的です。
尾頭付きの鯛だけでもいくつか種類があり、とても新鮮。お正月にぴったりです。
私が行った時は、店員さんがマグロを捌いていて、なんと鮎も売られていました。
「CHOOSE YOUR JAPANESE STYLE CUT」と書いてあります。
二枚おろし・三枚おろしなどもお願いできるようです。
マグロを捌く店員さんの前で写真を撮っている観光客の方もいました。
クリスマスの時期なので、マグロもサンタ帽をかぶっていました。
ちょっとシュールですね。
値段はさぞお高いのでは、と思いきや、庶民の私でも手が届く範囲でした。
鮮魚の他に、干物や冷凍食品もあり、オーブンなどで焼くだけですぐ食べられるように
調味料とセットになっているものもありますし、調理済みのお惣菜的なものもありました。
鮮魚売り場の横が、アジア系の野菜の売り場になっていて、献立を考えるのに助かります。
今の時期なら切り身と野菜をパッと組み合わせて鍋の材料がまとめて買えるな、と思ったり。
そしてこれはいいなと思ったのが、普通の丸のままの魚や切り身や刺身の柵以外に、
新鮮で、かつ値段も安く、かなりしっかり身がついたブリのあらも売っていたのです。
これはあら煮にしたら絶対美味しいだろうな〜と思ったのでした。
…しかし我が家は私以外あら煮は食べないので、今回は迷いましたが買わずです。
いろいろな種類の魚が買えますし、これからも時々立ち寄りたいですね。
これを実現できたオペレーション、素直にすごいと思います。
取材もよくあるようで、売り場をウロウロしていたらそんな感じの会話が聞こえてきました。
私がNYCに来たばかりの頃は、普通のスーパーでは、魚のコーナーは
申し訳程度に設けてあるぐらいのところが多く、魚が恋しかった日々が思い出されます。
売り場面積がとても大きなスーパーで、魚以外にも魅力的な商品が並んでいます。
いろいろな売り場に立ち寄っていたら、あっという間に時間が経ってしまいそうでした。
