今週末のNYCはまたまた厳しい冷え込みとなりそうです。
NYCは街中に公園が比較的多いとはいっても、いわゆる都会のコンクリートジャングル。
冬に外を歩くと、アスファルトとコンクリートに覆われた道路からはジワジワと冷気が伝わり、
超高層ビルの間から吹く風は、顔が切れるんじゃないかというほどの冷たさ。
それは家の中にいても感じられ、住宅は基本セントラルヒーティングのため
集合住宅だと、個人の体感に合わせて暖房を微調節するのは難しい建物が多いです。
個々の建物にもよると思うので一概には言えないですけれど、個人的には
光熱費も高騰しているせいか、ここ10年ぐらいで冬季の暖房の設定温度がうんと下がったような気がします。
(NYCの法律では確か外気温が55℉(約13℃)を下回ると建物所有者は暖房を入れないといけなかったと思います)
以前は屋内なら半袖でも汗ばむほど暖房が効いていましたが、そんな建物は少なくなったのではないでしょうか。
今回のように13℃どころか急に一日中氷点下になったりすると、部屋の暖房が入っていてもまだまだ寒く感じるのでした。
しかし、補助的に電気の暖房器具を使うと、1日中つけっぱなしだと電気代がとんでもないことになりますし、
先日のブロンクスの事件のように火災の原因となってしまう恐れもあります。
というわけで、光熱費の負担が少なく、かつ心地よい暖房器具はないかな〜と思っていたら、
日本の友人から
「新しく湯たんぽを買ったよ」
というテキストが来て
「こ、こ、これや〜!!」
最初はカイロを思いついたのですけれど、ちょっと暖房器具としては心もとないなと感じていて
ちょうど良いタイミングでした。
といっても昭和世代の私、湯たんぽは金属製とか陶器で扱いづらかった記憶しかなく、
友人に尋ねたところ、fashyというブランドを教えてくれました。
検索したら、今どきのはとてもオシャレな感じに。しかもドイツ製。
日本でもとても売れているみたいですね。
(画像はamazon.comのサイトからお借りしました。カバー付きのものです)
早速試しに1つ購入してみました。以下はあくまでも使ってみての個人的な感想です。
どちらかというと、氷枕みたいな扱いで良いんですね(冷やす用にも使えます)。とても簡単です。
60℃ぐらいのお湯を入れてカバーをかけると、熱すぎずポカポカして気持ちの良い暖かさです。
最近、肩や腰が痛いという夫「これを温湿布代わりに肩甲骨の辺りに当ててみたらめっちゃ良い感じ」
と喜んでいました。
布団の中で一晩中使っても朝まで暖かさは十分。乾燥することもないですし電気代もかからず買って良かったです。
このタイプの湯たんぽは他にもいろいろ出ているのですね。
昔ながらの暖房器具が知らない間に進化していたのでした。