日本で、都心をちょっと外れて街中を歩いていると、
よく猫がうろうろしているのを見かけます。
視線を感じて、ふとそちらの方向に顔を向けると猫がじーっと見ていたり。
NYCでは、街中で猫を見ることはほとんどありません。
その代わりに、結構どこにでもいるのはリスです。
公園はもちろん、大きな街路樹が並ぶ通りで、木を上り下りしているリスもよくいます。
そろそろ寒くなってきて、最近は冬に備えて走り回っているリスをよく見ます。
今日は、 電線の上をものすごい勢いで走っているリスがいました。
ニューヨークに来た当初は珍しくて、見かける度に「わあ、可愛い!」と盛り上がっていました。
しかし、
裏庭からリビングに侵入したリスが、ナッツ類の箱を齧り散々食い散らかした挙句
ダッシュで逃走
とか
屋根裏に侵入したリスが、走り回ってかなりうるさい音を立て、
挙句、天井板を齧って穴を開け、上を見上げたらリスと目が合った、
等々、えらい目に遭ったので、全然可愛いとか思えなくなりました。
リスが身近すぎるのも考えものです。
今秋は各種ドングリが豊作のようで、道端にたくさん落ちています。
お腹が空いたからといって、家に入ってくるのはやめてほしいです。
リビングにいるリスを見たときは、目の前で起こっていることが信じられませんでした。
そんな私を尻目に、当時のアメリカ人のシェアメイトは「あ〜、あるある、早よ追い出せ!」的なテキパキした対応で
大変助かりました。
可愛いからといってぬるい対応してたら、リスにすらなめられるんや、ニューヨークって…と
気を引き締めたのを思い出しました。