そんな○○に魅せられて

一般教書演説を見て

政府機関の一部閉鎖が一時的に解除になった後、ホッとしてしまい、
一般教書演説がどうなるのか、すっかりフォローを忘れていました。

一応、この「一時的解除」というのはつなぎ期間で今月15日までです。
そのつなぎ期間のちょうど中間あたり、5日に一般教書演説がありました。
所用でTVの生中継を見逃したので、完全な後追いです。

Donald Trump's State of the Union Address 2019

マスコミはフェイクか否かというのではなくて各社によって視点をおく場所と切り口が違い、
もう一度動画サイトでトランプ大統領の演説部分だけ視聴しました。
思ったより長くて途中で挫けそうになりつつ、
拍手が何度もあり、「U.S.A.! U.S.A.!」のチャントが沸き起こっていました。

経済、犯罪、不法移民、ヘルスケア、軍事、外交など様々なトピックがありましたが、
Protect American security、の3語に集約されているのかなと。

ここからは、専門家でもない一庶民の私の超個人的感想です。

流石に人気テレビ番組をかつて持っていただけあって、大統領、演出もスピーチも
ゲストのチョイスも上手いな〜と思いました。
就任以降のベストパフォーマンス、という感じで、
おそらくアメリカ人に不評だった政府機関の一部閉鎖から、支持を盛り返すべく
構成が練られたのでしょうか。

大統領の演説だけ聞いていると、
2年間でめちゃくちゃいい国の方向に向かっている!大統領すごい!というような気にさせられますが、
ふと日常を振り返ると、必ずしもそうでないことも多く、よく考えないといけないなと思いました。

で、南側の国境の壁の建設にどのくらいの意義があるのか、
予算の争点になってしまったのはあんまり意味がなかったのかな、とは思いました。

確かに物理的心理的にはある程度の抑止力にはなるかもしれません。
ただ、壁があろうがなかろうが、必死になってる人はなんとかアメリカで生きのびようと
私なんぞは想像できないような激しさと逞しさでしのいでいくのだろうと。

NYCにいると、様々な国から、様々な事情を抱えてアメリカに来た人がいて、
私は「合法な移民」ではありますが、合法不法の1点で判断できない人生がありすぎて、
私がその人の人生を成り代わって生きられるわけでもないし、
結局「他人の事情にはうっかり立ち入らない、判断しないのが良い」という風に落ち着きつつあります。
私の場合は、帰れる国が日本である、というところから話が噛み合わないのですね。

なんか中途半端な感想になってしまってすみません。
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