そんな○○に魅せられて

ビンテージデザインの野球帽

野球の記事をネットで見ていることが多いせいか、
記事の横のネット広告なども、野球関連のものが時々表示されます。

先日は、野球帽の広告がポップアップ。
アメリカの会社の広告なのですが、なぜ「巨」の文字の帽子↓が??

 

商品説明を読むと「Tokyo Kyojin (Giants) 1940」。
そして隣の商品は、「Tombow Unions 1955」。
いずれも、日本のプロ野球チームのいにしえの帽子なのでした。
ジャイアンツのこの「巨」マークの帽子は初めて見ました。
しかも商品説明のチーム名に「読売」がついていません。
トンボユニオンズ、というのはおそらく、私が生まれる前にあった戦後のチームですね。こちらも初見です。

ちょっと気になって調べてみました。

Tokyo Kyojin (Giants) のほうは、読売巨人軍公式サイトの巨人軍年表を確認しましたら、
前身の大日本東京野球倶楽部が結成されたのが1934年、
「東京巨人軍」の名称は1935年から1946年までだそうです。
「1940年9月13日、日本野球連盟から英語禁止の通達、ジャイアンツのニックネームをやめユニホームのマーク『G』を『巨』とする」とありました。
それで1940年の帽子は「巨」マークだったのですね。
https://www.giants.jp/G/museum/g_history/

トンボユニオンズは、Wikipediaによりますと、現在の千葉ロッテマリーンズの系譜のチームだそうで、
1954年に急遽結成されたのが「高橋ユニオンズ(法人名称は高橋球団)」。
しかも「トンボユニオンズ」は1955年の1年だけ、トンボ鉛筆と業務提携し存在したチーム名なのでした。
千葉ロッテマリーンズの球団史では完全な傍系扱いで、各種記録はカウントされていないとか。

アメリカの会社が、よりによって「トンボユニオンズ」をフューチャーとは、かなりマニアックですね〜。
デザイン重視なのでしょうか。

この商品は、Ebbets Field Flannelsという会社の製品で、
Ebbets Fieldというのは、昔、ロサンゼルスに移転する前、ブルックリンにあったドジャースの本拠地です。
しかし、本社はワシントン州シアトル。
ビンテージのデザインだけでなく、素材にもこだわって、昔ながらのウールフランネルやコットンを使って
製品を作っているそうです。
手にとってみたいです。

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