昨年度は再開と閉鎖を繰り返しながら終わったNY市の公立学校ですが、
来週月曜日から対面授業で全面再開が決定しています。
Coronavirus Update NYC: Public schools ready for safe opening, mayor says
https://abc7ny.com/back-to-school-nyc-public-schools-covid-guidelines-year-quarantine-rules/11008419/
上のリンクの記事によりますと、
市の12歳〜17歳人口のうち65%が、少なくとも1回目のワクチン接種を終えているとのこと。
この年齢層は中学生の大半と高校生全てに当てはまります。
高校では対面授業が続けられそうですね。
また、先日のハリケーン・アイダで学校の建物は234棟が損傷しましたが、月曜までに修理が間に合いそうだとのこと。
ただし、問題が全くないわけではありません。
学校で働く先生や職員にはワクチン接種が必須なのですが、様々な理由で接種をしない場合、
雇用と給与が保証されるのかどうか。
また、今年度は今のところ、公立学校ではオンライン授業のオプションは無いとのこと。
感染して登校できなくなったら、あるいは子どもの安全のため自主的に自宅学習させたい家庭には
児童生徒に教育機会をどのように提供するのか、簡単ではないとは思います。
COVID-19
https://www1.nyc.gov/site/doh/covid/covid-19-main.page?utm_source=Google_Search&utm_medium=English&utm_campaign=Coronavirus
NY市の公式サイト↑によると、
ワクチン接種をしていても陽性となる、いわゆるブレイクスルー感染は確認されているものの、
その後の入院等の重症化はワクチン接種済みの場合は非常に割合が低いとデータで確認されているそう。
厄介なことに、現在主流となっているデルタ株は、12歳未満の子どもの感染者も増えています。
昨年度1年間の経験で、学校の安全対策もグッとよくなっていることを期待しつつ、
子どもたちが出来るだけ安全に、かつ、楽しく学校に戻れるといいですね。