そんな○○に魅せられて

ニューヨーク市の選挙公報

先日ブログに書いた6月の予備選挙の記事に
「お知らせが何度も来ます」と書きましたら、その通り。
NY市の選挙公報(voter guide)と主な市長候補の顔写真を掲載した選挙のチラシが届きました。

選挙公報(写真の左側)は100ページ近くある冊子で、真ん中から前半分が英語、後半分はスペイン語で
前からめくると英語、上下を逆さにして後ろからめくるとスペイン語の内容になっています。(内容は同じです)
なので実質50ページですね。

ページをめくると最初に郵便投票、期日前投票、投票日当日の投票の仕方が書いてあり、
やはり今年は投票システムが変わるので、次の3ページに渡ってその説明がありました。
興味深かったのは、「選挙で選ばれた人たちはどんなことをするのか?」という項目があって、
市長、会計監査官、市政監査官、区長、市議会議員の各職がどのような役割を果たしているのか
わかりやすく説明してあり、各職の候補者の掲載ページが書いてありました。
何となく理解はしていたものの、読んでみて、なるほどこういうことなのね、と。
子どもに「市長ってどういうことをする人?」と質問された場合などにも模範解答になりそうです。

市議会議員の項目には、2020年の国勢調査の結果で選挙区の線引きが変わるので、今回選ばれる議員の任期は2年。
2023年、新しく線引きが変わった選挙区でまた2年の任期での選挙が行われるそうです。
2025年に従来の4年の任期での選挙に戻されるとのこと。

日本での国勢調査がそのように使われていたかは失念しましたが、
昨年の当地での国勢調査で、必ず回答して下さいとしつこく呼びかけられていたのは、これも理由の一つなのかもしれません。
日本語でも国勢調査の動画があって、ずっと流れていたことを思い出しました。

(この線引きの見直しには、候補者の得票の有利不利に繋がるということで色々議論もあったようです。)
Democratic State Lawmakers Move To Redraw Their Own District Lines To Ensure Majority For Years To Come
https://www.ny1.com/nyc/manhattan/politics/2021/01/22/denocratic-state-lawmakers-move-to-redraw-their-own-district-lines-to-ensure-majority-for-years-to-come

NYCは民主党の牙城、一党独裁と言って良い状態で候補者も殆どが民主党です。
今回の選挙公報の候補者を見てもDemocraticばかり。
政党間での政策の違いをあれこれ論じることはなく、それそれの候補者の政策や主張を検討する感じですね。
候補者のカラーの顔写真とバックグラウンド(これについては無回答の候補者も)、上位3つの重要課題、短いメッセージが書いてあります。

私、選挙権はないですけれど、自分の選挙区で当選した候補者がどんな人物か?の情報ぐらいは持っておいた方が良さそうです。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「NY-住まいと暮らし」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事