NYCの子どもたちがオンライン学習に切り替わってから
既に5週間。
今日はとてもいい天気で、登校できたらいいのになと思います。
若葉もどんどんワサワサしてきました。
平日は朝起きて、学校のメールにログインするのが日課になりました。
厳格な規定ではなく、だいたい朝8時半から9時半までなら「出席」扱いです。
学校によって授業の進め方は違いがあり、
ずっとビデオチャット中心の学校、メールで課題配布の学校、プロジェクトベースの学校、
オンデマンドで子どもが先生にコンタクトを取れる学校、いろいろです。
外を子どもがうろうろしている姿や親子連れは、ほとんど見かけません。
(私が外出していないということもありますね。)
我が家の場合は、先生以外に毎週スクールカウンセラーから電話があり、
授業以外にも、家庭で何か相談事や心配は無いか、聞いてくれます。
普通の話や愚痴にもフランクに付き合ってもらえるのはありがたいです。
日本でも休校が続いています。
その間の授業などはどうなっているのでしょうか?
4月21日付のこちら↓の記事を見て、5%という数字に驚きました。
同時双方向オンライン指導わずか5% 休校1213自治体 教科書未配布例も
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200421-00000066-mai-soci
確か、日本で休校措置が決まったのはNYCより2週間早かったのですね。
全国の小中高、3月2日から臨時休校要請 首相
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56131560X20C20A2MM8000/
(日経新聞ウェブサイト、2020年2月27日)
もちろん、NYCと新型コロナウイルスの感染状況も違いましたし、
諸条件を無視して同じ俎上にのせるべきではないとは思います。
NYCは公立学校の場合、休校が始まって1週目に学校関係者のオンライン授業へのトレーニングがあり、
2週目には手探りながら全市規模でオンライン授業が開始になりました。
デバイスがない家庭にはラップトップかタブレットが無料で貸し出し配布されています。
給食は平日、子どもだけでなく全市民対象に3食が市内400カ所以上で無料配布されています。
子どもたちは、選挙権もないですし、自分でお金を稼ぐことも難しいです。
子どもたちの過失でもないのに、教育を受ける機会が奪われるのは本当にかわいそうです。
治安や授業のレベルなど、今も個人的には日本の方が条件が良いと思っています。
日本で休校が始まってから、当然オンライン授業の整備も同時並行で進められていると思っていました。
上記の「同時双方向オンライン指導」の記事では
「文科省のガイドラインでは、休校する場合は子どもたちの学習状況の把握や
健康観察のために登校日の設定を検討するよう求めている」
とありますが、学校で「集団」になってしまう登校日は感染機会に繋がりかねないですし、
ビデオチャットなどで代替出来れば、感染が収束するまで無くても良いのでは?と思いました。
感染爆発しているNYCの人間が言っても説得力が無いかもしれません。
私はジャーナリストでも専門家でもない一庶民のオバハン。
あくまで個人的な意見というか感想です…。失礼しました。
New York City Department of Education
https://www.schools.nyc.gov