9月も終わりに近づくと、
MLBもNPBも、ポストシーズンの試合を前に、
選手の去就がだんだんと話題になり始め、
ファンにとっては寂しさと期待が入り混じる時期です。
NPBからシーズン終了後にMLBに移籍が考えられる有力選手の記事が
MLB公式サイトに掲載されていました。
既に翻訳記事が日本でもニュースになっていますね。
The best Japanese players who may soon join MLB
https://www.mlb.com/news/japanese-players-to-watch-entering-2023-24-offseason
最初に名前が挙がっていて、かつ一番詳細な記事が出ていたのは
バファローズの山本由伸投手。今シーズンも他の投手とは一線を画す好成績で、
メジャーからも多くのスカウトが視察に訪れています。
バファローズで同僚だった元メジャーリーガーのアダム・ジョーンズ選手からも高評価のコメント。
今年、ルーキーイヤーで既に12勝の千賀投手を凌ぐ、大型契約が予想されているそう。
まだ25歳という若さも魅力です。
同じ記事中で他に名前が挙がっていたのは、順番に
ジャイアンツの岡本和真選手、ベイスターズの今永昇太投手、イーグルスの松井裕樹投手、
ファイターズの上沢直之投手、ライオンズの高橋光成投手、イーグルスの田中将大投手です。
野手で唯一名前が挙がっていた岡本選手については、今シーズンの本塁打王のタイトルが濃厚。
海外FAを獲得するのは2026年のオフ。しかし岡本選手は2024年オフに、ジャイアンツに
ポスティングを要請する可能性がある、ということでした。
ピッチャー陣では、左腕の先発、今永投手には10球団26名のスカウトが視察に来たそうです。
今年のWBC決勝で、アメリカチームとの対戦で見事なピッチングを披露した今永投手、
おそらく先発の2番手か3番手として獲得されるのではという予想に。
私が気になるのは、応援しているファイターズの上沢投手です。
評価としては、MLBの先発としては厳しそう、効果的なフォークが投げられるので
ロングリリーバーの可能性、のようです。
ファイターズはポスティングに関してNPBのチームの中では積極的だと思います。
個人的には、現ファイターズ投手陣のリーダー的存在で人柄も素晴らしい上沢投手は
ファイターズに絶対必要な選手ですし、ずっといて欲しいと思っています。
けれど、上沢投手自身が熟考の上やはりMLB希望、ということであれば
上沢投手の選択を応援したいですね!