そんな○○に魅せられて

誰でもわかるお金の話

日本とアメリカ。
似ているところも多いですが、まだまだ違いも多いですね。
世界一の経済大国、というタイトルを始め、アメリカには世界一のナントカとつく場所や事柄が多いのですが、
「ホンマに世界一なんかいな?」と疑問を感じることも多々あります。
確かに、ニューヨークの場合ですと、エンパイアステートビルが1931年に竣工していたとか、
世界一の工業力を誇っていたことを彷彿とさせるものは多いです。

そしてニューヨークのウオール街といえば、世界の金融市場の動向はここから、ということもまだあるようです。
「ようです」というのは私は単なる一庶民なので、確信がないからなのですが。

たまたま、ブログを開設していますgooのトップサイトに
「麻生財務相、AIIB不参加理由を激白」というニュースタイトルがありました。
読んでみたら非常にわかりやすく説明がされていて「AIIB」って何?と思っていた素人の私も納得です。

【アジアインフラ投資銀】「借りた金は返すのが当たり前。こっちは税金を預かっている」麻生財務相、AIIB不参加理由を激白(産経新聞) - goo ニュース

この記事にありますように「借りたお金はちゃんと返す」意識が高いのは日本人に多いと思います。
返せなくなったり、返してもらえなかったりしても民間人どうしならまだ当事者が責任取れば良いのですが、
麻生財務相がおっしゃるとおり
「税金から大金を出して返ってこない、しかも日本より信用力がない外国に」
のは下手すると国が傾きかねない大問題でしょう。

たとえば「返済不能になった分は、増税でカバー」ということになったら
今でさえ、消費税アップに不満が出ていますのに、
「なんで国民に何の恩恵も無い、よその国に貸して焦げ付いた借金を国民が負担しなきゃならないんだ!」
ってことになるでしょうし。
(日本のマスコミ報道で『融資が焦げ付く危険性』があまり論じられていないので)

あくまで私の超個人的な感想ですが、
投資案件の決定プロセスも不透明なのに、とりあえず出資しろというのは
「これは絶対当たるから、とりあえずのってよ、あ、君の賭け金はこれだけ出してね。」
というバクチとあまり変わらないですね。しかも賭け金の額が桁違いです。

勝算のないルール無用のバクチに賭けるよりは、日本独自で地道にリサーチして融資していくほうが確実な気がしています。
アメリカも出資していないので、ここはアメリカと似てても構わないんじゃないでしょうか。
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