『ありがち日記』

数ヶ月ぶりの沿岸へ

震災前から離れて暮らしていて今年から帰郷した弟を連れての沿岸訪問。
お昼を北上で食べて、それからペーパードライバーの弟に運転させ^^;、まずは陸前高田へ。



今、奇跡の一本松付近はこのように巨大なつり橋とベルトコンベアが出来ています。
山を切り崩して、その土を運ぶためのもの。地元の小学生が考えた名称もあります。
数ヶ月前に見たときよりもより巨大に、周辺も整備されています。
一年前はまだ何にもなかったけどね…

一本松はレプリカ。
その証拠に(?)、避雷針がくっついていました。つまり建築物…。
これに気付いた瞬間、すごい複雑な気分になりました。
あくまで私個人の考えですが、そこまでお金をかけてまで残す必要はあるのか。
今では完全に観光地となってしまった印象。
ほぼ足もとまで行くことができ、献花台も設置されています。
そして、近くまで舗装された道を歩いていくことができ、ちょっとした休憩のためのベンチや
ここに残すこととなった経緯なども説明の看板が出来上がっています。

こうやって、変遷をたどるための個人的な記録として私は写真撮影をしているわけですが、
県外からご家族でいらっしゃったと思われる方々が、松をバックに記念撮影をしていました。
さすがに騒いだりピースはしていませんでしたが、おそらくこれが日常風景なんでしょう。
批判するつもりはないですし、できる立場じゃないですが、
かつては撮影すら憚られるような雰囲気でしたし、いろいろ考えてしまいます。

ここは観光資源となるのでしょうね。これからも。


バス停も。車じゃなくともここを目指してくることができるということですね。
ネーミングは分かりやすいけど、逆にセンスがないような気がしなくもない?
専用駐車場も整備されていて、すっかり観光地化してました。
でもここ、工事車両がバンバン通って行きます。

そこから北に向かって、大船渡や大槌、山田も通って行きましたが、
再開されたホテルや商店がある一方で、「ここはこれからどうなるのだろう?」というところもたくさん。


大槌の公民館脇から臨む。
大きなグラウンドっぽいものが作られるのかしら?それっぽいものが見えました。


途中、道の駅さんりくで休憩をしたときに、柿ソフト食べました
好みとしては、柿オンリーよりも、バニラとのミックスの方がおいしいかな~?すみません。
なんか後味が完全に柿でした。少しざらっとした舌触りです。
他にも海産物を少し買って帰りました。
時々しか足を運べなくとも、行ってみることで分かることがありますね。

弟はかなりの長距離運転で、相当疲れた模様…お疲れ様。
(同乗者も相当気を張り詰めてるから疲れてるけどね
 


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