観てきたぜーい。やっと…という感じ。
新しい話題の作品が次々と上映されているにも関わらず、なぜかずっと気になっていたものだから。
原題は「THE SECRET LIFE OF WALTER MITTY」と言うのだね。
主人公の名前ウォルターが入ってるわけか。
そして、ウォルター(ベン・スティラー)が働いているのが写真雑誌「LIFE」の写真管理をしている部署。
薄暗ーい部屋でネガとか扱っている模様。言っちゃえば地味だよね…。
そんな地味で、おどおどしているウォルターが、「LIFE」の表紙を飾る写真のネガを探すため、
その写真を撮ったカメラマンを捜して壮大な冒険(旅)に出ちゃうという。
結果がどうなるか…これはちょっと予想できちゃうような感じではあるけど、
突拍子もなくて逆に拍子抜けしちゃうようなものなんかに比べたら、とっても素敵な終わり方よね。
肝心のネガ。そこに写っていたものは…?
少し切ないところもあり、でも心温まるストーリーで、映画ってこういうのがあるからいいよねって思う。
そこにちょっとずつ面白いところもあるあたり、さすがベン・スティラー。
それにしても、ウォルターの空想というか妄想の度合いがすごすぎるね!(笑)
CGも凝っていて、見応え充分な空想シーン。アクション映画か!って思わず突っ込むところも。
対照的に、旅をしているシーンで見られる、CGではないありのままの雄大な景色は素晴らしい。
こういうところで“見せる”ことに成功してるって気がする。
お得意の空想ではない、普通に生活してたらあり得ないリアルな経験を通して
少しずつ変わっていくウォルターの姿に、いつの間にか自分を重ねてしまったりする。
もう空想は見ない、必要なくなって、自信を持つとこんなにも人って変わって見えるのかと
たぶん、そんなところにみんな勇気づけられているのかな~なんて思った。
それを演じるベン・スティラーもすごい役者さんですな。
割と見やすくて気軽に楽しめる映画だったので、DVD化されたり
テレビで放送されることがあれば、また家で家族も交えて見たいなーと思った。
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