こんにちは Jです
バレンタインデーの翌日にまた悲恋のお話を
キャンプ場から天竜川をさかのぼること10分程のところに
行興寺というお寺があります。
そこには前回千寿の前の時にお話した源頼朝が選んだ12人の美女
ナンバー2の熊野御前が眠っています
平安の頃、池田の宿に、花のように美しく優しい熊野という娘がおりました。見付の国府に赴任していた平宗盛に見初められた熊野は、やがて都へ上って行きました。
宗盛と幸せな日々を送っていた熊野のもとに、ある日、母の病の報せが届きます。池田へ帰りたいという熊野の願いを、しかし宗盛は愛するあまり放しがたく、聞き入れてくれません。
春、桜見物の席で、熊野は、「いかにせん、都の春も惜しけれど、なれしあずまの花やちるらん」(都も離れがたいが、故郷で命を散らそうとしている母が心配です)と詠み、その心に打たれた宗盛はついに別れを決心するのでした。
母娘は、再会を喜びましたが、母の命は長くありませんでした。まもなく愛する宗盛の戦死と平家滅亡を聞いた熊野は、尼となり静かに生涯を終えました。
熊野が祈りを捧げた庵のあとの行興寺の庭には今も母のために熊野が植えた藤の花が、毎年長い花房をつけています。
中遠むかしばなしより引用させていただきました
樹齢300年の熊野の長藤
この写真は去年の4月26日ごろ、近隣のかたでにぎあいます
その頃宿泊される方はぜひごらんになってください。
少し儚げな藤色につつまれて恋するお方と成就する恋をお祈りいたします
Iさんも今日はメンテナンスでペンキ塗り
高い松も高所作業車で剪定です
春に向けておめかしの最中です
ご予約お待ちしてます
バレンタインデーの翌日にまた悲恋のお話を
キャンプ場から天竜川をさかのぼること10分程のところに
行興寺というお寺があります。
そこには前回千寿の前の時にお話した源頼朝が選んだ12人の美女
ナンバー2の熊野御前が眠っています
平安の頃、池田の宿に、花のように美しく優しい熊野という娘がおりました。見付の国府に赴任していた平宗盛に見初められた熊野は、やがて都へ上って行きました。
宗盛と幸せな日々を送っていた熊野のもとに、ある日、母の病の報せが届きます。池田へ帰りたいという熊野の願いを、しかし宗盛は愛するあまり放しがたく、聞き入れてくれません。
春、桜見物の席で、熊野は、「いかにせん、都の春も惜しけれど、なれしあずまの花やちるらん」(都も離れがたいが、故郷で命を散らそうとしている母が心配です)と詠み、その心に打たれた宗盛はついに別れを決心するのでした。
母娘は、再会を喜びましたが、母の命は長くありませんでした。まもなく愛する宗盛の戦死と平家滅亡を聞いた熊野は、尼となり静かに生涯を終えました。
熊野が祈りを捧げた庵のあとの行興寺の庭には今も母のために熊野が植えた藤の花が、毎年長い花房をつけています。
中遠むかしばなしより引用させていただきました
樹齢300年の熊野の長藤
この写真は去年の4月26日ごろ、近隣のかたでにぎあいます
その頃宿泊される方はぜひごらんになってください。
少し儚げな藤色につつまれて恋するお方と成就する恋をお祈りいたします
Iさんも今日はメンテナンスでペンキ塗り
高い松も高所作業車で剪定です
春に向けておめかしの最中です
ご予約お待ちしてます