千秋楽に行ってきました。
客席から見える舞台の壁というのか土台部分が編み目になっていてそこに桜の花びらがはさまっていました。
なんか「ガラスの仮面」を思い出しました。スマホケースに挟んでいたけど、もうなくしちゃったな・・・。
ま、桜吹雪なんてよく使ってるような気がするけどね。
さて、舞台の方は、さへい翁の傘寿のパーティから始まりました。幕が開く寸前まで文ちゃんもいるんだよね。
ストーリーは有名な話なので細かく書かないとして(書けないが正しいけど)、佐清と静馬の二役の文ちゃん。
どう考えても入れ替われないときは替え玉さんがやっているんですよね。ほぼどちらも文ちゃんがしてるから、ここは無理やなあって思うところは替え玉さんやなって分かるけど、とりあえず足が細すぎるのが替え玉かな?と(笑)文ちゃんも細いんだけど、やっぱりダンスとかずっとやってきたから筋肉があるもんね。
遺言状を読み上げる時、下から目の辺りまでマスクを上げるシーンもあるけど、マスク取られて顔が全部見えるのもありましたね。そして唸りながら走り去るんだけど、唸り方が文ちゃんっぽいなってちょっと思っちゃいました。
復員兵としては顔を隠して目だけ見えるんだけど、目の下のクマが・・というよりくぼんでるの。この舞台の大変さが現れてる。
偽物と疑われた佐清は手形で本物だと証明するシーン。本物だと鑑定されて驚くほど珠世。少しうろたえて、でもドンとしてる松子。2人とも分かっていたんだよね。松子がどう思っていたのかは原作読んでもはっきりとは分からなかったのは私の理解力の問題かな??
そうそう、手形用のインク、実際はつけてないですね。朱色の手形は用意されていて押したように演技して、タオルで拭く演技してるんですね。でなきゃ、その後大変だよね。うん。
それにしても小夜子さんを近くで見るとわりと・・・。
遺言が明らかになって珠世に近付く梅子が、めっちゃおばちゃん(笑)こういうすり寄るおばちゃん、いるぅって感じ(笑)
古館さん、声がいいですね。すごく聞きやすくて入ってくる。
金田一耕助って一応名探偵で有名という世界なんですね。でも「国文学の?」と聞かれたりもして、「まったく関係ありません」って答えるんだけど確かに一般的にはそっちの金田一さんの方が正しいんだよね。今となっては”じっちゃん”で有名だけどw
珠世の部屋を襲ったのは時計を取り返すため、って説明はなかったですね。単に忍び込んだだけみたいになっちゃった。
赤ん坊がいたぶられてる回想シーン。若い頃の松子竹子梅子を別の人が演じているけど、それを見る今の3姉妹はお客さんに背中を向けてて顔は見えないから声を当ててるのが分かりました。録音テープを流してそれに合わせて動いている訳じゃないんですね。
そして下向いたり辛い顔して(マスクしてるからはっきりとは見えないけど)、とても見てられない様子のスケキヨ。実際は静馬だから自分の過去だもんね。
さてあの池の逆さシーンの前のシーン。佐清と静馬が争う時、替え玉さんが声も担当してるとこがあり雰囲気が全く変わっちゃいました。エコーという演出もあるけど違う。マスクで声がこもってもやっぱり文ちゃんは文ちゃんなんですよ。
それにしても頬が赤かった。あのシールを貼ったり外したり、1回の公演でなんどもやってるから、そりゃ1ヶ月やれば文ちゃんの弱いお肌じゃ負けちゃうね。そういう意味でもお疲れ様でした。
そんなこんながあり、銃撃戦でようやく顔をしっかり見られたように思います。文ちゃんファン、なかなか頑張った(笑)
松子が倒れた時、手錠はずしてーとジェスチャーで訴えつつ、お母さんに縋り付く佐清。本名を名乗れずに復員してきたこととか、母を想う息子の気持ちとか、もうね客席がすすり泣いちゃうよ。役者・浜中文一がお客さんの心を揺さぶったのを感じました。もちろん私も
こういうお芝居って「波野」とか「大当たり」とか歌舞伎みたいに叫ぶんですね。大阪ではなかったから、新鮮でした。歌舞伎からの流れの新派ならでは、なのかな?
カーテンコールではまずはいとこ4人が集まってました。本来ならこういう幸せな感じだったんだね〜。戦争がなければ・・・。
その後松子に手を握られ、菊乃を促して前に出る文ちゃん。両手に花ですね。
そしてほとんどマスクを被ってるから髪の毛がペタンコ(笑)うん、かわいいよ。
礼をするときはお尻に両手を持って行ってました。前日に見た「マクガワン・トリロジー」では膝に手を持って行っていたから、変えてるんだなあって思いました。
アンコール(?)では1人ずつ前に出よう、誰からのする?みたいに真ん中で揉めてる時に、佐智がさっと一歩前に出て「チョリーッス」って感じで軽い挨拶をしたのを見逃しませんでした(笑)なかなかいい感じだったよ!
文ちゃんはそういうことしないからねえ。お手振りも最後から2回目の幕が下りる寸前にしたぐらいかな。
何度も何度も幕が開くから、手首をつけてパタパタ拍手するぐらいマイペースだもんね。でもそこが文ちゃんだなって思ってしまう&思わせる間柄(笑)
千秋楽だからといって挨拶とかしないんだなって思いながら、帰り支度をしていると緞帳の向こうから拍手聞こえてきました。終わったんだなあ。
携帯の電源を入れると14:47でした。
ちょっと長くなりましたね。
文ちゃんがこういうお芝居にすっかり溶け込んで、”役者”として多くの人の目に止まるといいなって思いました。でも歌もダンスも出来るから、何でも出来る浜中文一が広まって欲しいです。でもでも、何も知らない人に「あの子いいね」って言ってもらえるのが何より嬉しかったです。
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客席から見える舞台の壁というのか土台部分が編み目になっていてそこに桜の花びらがはさまっていました。
なんか「ガラスの仮面」を思い出しました。スマホケースに挟んでいたけど、もうなくしちゃったな・・・。
ま、桜吹雪なんてよく使ってるような気がするけどね。
さて、舞台の方は、さへい翁の傘寿のパーティから始まりました。幕が開く寸前まで文ちゃんもいるんだよね。
ストーリーは有名な話なので細かく書かないとして(書けないが正しいけど)、佐清と静馬の二役の文ちゃん。
どう考えても入れ替われないときは替え玉さんがやっているんですよね。ほぼどちらも文ちゃんがしてるから、ここは無理やなあって思うところは替え玉さんやなって分かるけど、とりあえず足が細すぎるのが替え玉かな?と(笑)文ちゃんも細いんだけど、やっぱりダンスとかずっとやってきたから筋肉があるもんね。
遺言状を読み上げる時、下から目の辺りまでマスクを上げるシーンもあるけど、マスク取られて顔が全部見えるのもありましたね。そして唸りながら走り去るんだけど、唸り方が文ちゃんっぽいなってちょっと思っちゃいました。
復員兵としては顔を隠して目だけ見えるんだけど、目の下のクマが・・というよりくぼんでるの。この舞台の大変さが現れてる。
偽物と疑われた佐清は手形で本物だと証明するシーン。本物だと鑑定されて驚くほど珠世。少しうろたえて、でもドンとしてる松子。2人とも分かっていたんだよね。松子がどう思っていたのかは原作読んでもはっきりとは分からなかったのは私の理解力の問題かな??
そうそう、手形用のインク、実際はつけてないですね。朱色の手形は用意されていて押したように演技して、タオルで拭く演技してるんですね。でなきゃ、その後大変だよね。うん。
それにしても小夜子さんを近くで見るとわりと・・・。
遺言が明らかになって珠世に近付く梅子が、めっちゃおばちゃん(笑)こういうすり寄るおばちゃん、いるぅって感じ(笑)
古館さん、声がいいですね。すごく聞きやすくて入ってくる。
金田一耕助って一応名探偵で有名という世界なんですね。でも「国文学の?」と聞かれたりもして、「まったく関係ありません」って答えるんだけど確かに一般的にはそっちの金田一さんの方が正しいんだよね。今となっては”じっちゃん”で有名だけどw
珠世の部屋を襲ったのは時計を取り返すため、って説明はなかったですね。単に忍び込んだだけみたいになっちゃった。
赤ん坊がいたぶられてる回想シーン。若い頃の松子竹子梅子を別の人が演じているけど、それを見る今の3姉妹はお客さんに背中を向けてて顔は見えないから声を当ててるのが分かりました。録音テープを流してそれに合わせて動いている訳じゃないんですね。
そして下向いたり辛い顔して(マスクしてるからはっきりとは見えないけど)、とても見てられない様子のスケキヨ。実際は静馬だから自分の過去だもんね。
さてあの池の逆さシーンの前のシーン。佐清と静馬が争う時、替え玉さんが声も担当してるとこがあり雰囲気が全く変わっちゃいました。エコーという演出もあるけど違う。マスクで声がこもってもやっぱり文ちゃんは文ちゃんなんですよ。
それにしても頬が赤かった。あのシールを貼ったり外したり、1回の公演でなんどもやってるから、そりゃ1ヶ月やれば文ちゃんの弱いお肌じゃ負けちゃうね。そういう意味でもお疲れ様でした。
そんなこんながあり、銃撃戦でようやく顔をしっかり見られたように思います。文ちゃんファン、なかなか頑張った(笑)
松子が倒れた時、手錠はずしてーとジェスチャーで訴えつつ、お母さんに縋り付く佐清。本名を名乗れずに復員してきたこととか、母を想う息子の気持ちとか、もうね客席がすすり泣いちゃうよ。役者・浜中文一がお客さんの心を揺さぶったのを感じました。もちろん私も

こういうお芝居って「波野」とか「大当たり」とか歌舞伎みたいに叫ぶんですね。大阪ではなかったから、新鮮でした。歌舞伎からの流れの新派ならでは、なのかな?
カーテンコールではまずはいとこ4人が集まってました。本来ならこういう幸せな感じだったんだね〜。戦争がなければ・・・。
その後松子に手を握られ、菊乃を促して前に出る文ちゃん。両手に花ですね。
そしてほとんどマスクを被ってるから髪の毛がペタンコ(笑)うん、かわいいよ。
礼をするときはお尻に両手を持って行ってました。前日に見た「マクガワン・トリロジー」では膝に手を持って行っていたから、変えてるんだなあって思いました。
アンコール(?)では1人ずつ前に出よう、誰からのする?みたいに真ん中で揉めてる時に、佐智がさっと一歩前に出て「チョリーッス」って感じで軽い挨拶をしたのを見逃しませんでした(笑)なかなかいい感じだったよ!
文ちゃんはそういうことしないからねえ。お手振りも最後から2回目の幕が下りる寸前にしたぐらいかな。
何度も何度も幕が開くから、手首をつけてパタパタ拍手するぐらいマイペースだもんね。でもそこが文ちゃんだなって思ってしまう&思わせる間柄(笑)
千秋楽だからといって挨拶とかしないんだなって思いながら、帰り支度をしていると緞帳の向こうから拍手聞こえてきました。終わったんだなあ。
携帯の電源を入れると14:47でした。
ちょっと長くなりましたね。
文ちゃんがこういうお芝居にすっかり溶け込んで、”役者”として多くの人の目に止まるといいなって思いました。でも歌もダンスも出来るから、何でも出来る浜中文一が広まって欲しいです。でもでも、何も知らない人に「あの子いいね」って言ってもらえるのが何より嬉しかったです。
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