キミの笑顔が見たいから

ジャニーズファンの日記です。

劇走江戸鴉~チャリンコ傾奇組~ 2024/11/5 18:00

2024-11-09 21:52:12 | 浜中文一
東京初日を見て、思わず増やした平日公演。仕事を少し早めに終わらせて張り切って行ったら、まだ開場時間前でした。30分前からなのね。
中に入るとお露ちゃん役の方が体調不良で代役との張り紙がありました。心配。

初めての3階左列ですが、本当に花道が見えない(笑)しかもなんか覗いたら高さを感じる。これ、コンサートでずっと立ってたらちょっと怖くなりそう。
座席に座布団が置いてあったから、死角があるのを分かってる席なんですよね。でも宙乗りの着地点を見て、「近い」と確信しました。

さて、役者が花道に行くと全く見えなかったので、寂しく感じる時間もありましたがしっかり楽しんできました。

セリが下がってるのが見えるんです。しかもオープニングは上がりながら盆が回るから、文ちゃんは上手側にいて、最初に背中を確認できました。

弾七、こんなに声低かったっけ?はしもっちゃん自身、声低めだけどさらに低い声出してるよね。それがずーっとで、しかもヤンキーの発声だからすごいなあって思いました。かっこいい。

それにしても文ちゃんのパンチやキックは重そう。手数は弾七よりも少ないけど、その分一発一発が重くて強そうだなあ。
弾七はよくくるくる回るよね。刀振り下ろしたらそのままくるくる。敵を避けたらそのままくるくる。身のこなしが軽いなあって感心しました。
あと、どこか忘れたけど、一瞬お姫様抱っこの体勢になりつつ相手を投げ飛ばす動きもあったよね。良いねー。

文ちゃんこと庄九郎はかなりの悪だから捕まったら死罪だし、平ちゃんも仟右衛門も捕まったら苦役(で、いいかな)だしと仲間たちを守るために小田切さんの手下になることを決める弾七。
でも仲間を納得させるために数さんと決闘することにして、「7回で刀を落とす」と取り決めをする2人。それが演技っぽくて疑う庄九郎。
「この猿、お前だ猿」で「はあ」という顔をする数さん。可愛い。「どんぐり頭(?)」「でこぱち」とかなんとか悪口を言いまくる庄九郎。
どんどんイラッときてる数さんを見て「まあまあ」って感じで仲裁に入る弾七が、どちらかというとはしもっちゃんだった(笑)ついに、数さんが喧嘩を仕掛けようとすると「庄ちゃんは今は俺の手下だけど、元、先輩だ」と宥めたものの、「俺は元ヤンキーだ」ということで決闘になりました。このくだり、なんというか微笑ましいし、もっとやれーって思う。
明らかに庄九郎の方が強そうだけど、お縄になるんだよね。数さんは捕物が上手なんだね。

そして今までの悪事から足を洗うということで根性焼きをする庄九郎。「あー」って言いながら押し当て続けてめっちゃ長いんだけど、でも「ちっさ」と弾七が小声で思わず言っちゃうぐらいその跡は小さかったですw

紅子さんはお店のママ的立場かな。下の子達をぎゅっと締めつつ、お客さんには笑顔を振りまいてたので、下の子達が「こっわー」って言うんだけど紅子さんを「道頓堀に投げたらよかった。カーネルサンダーみたいに」って言ったのは楽しいアドリブですね。

大泥棒を捕まえて町の人たちから感謝された後かな、江戸鴉の元に小田切さんがやってきました。
「俺の姉さんだ」と紹介する数さん。一同「???」なんだけど訂正しない数さんに肩を揺らしながら立ち位置に移動してるように見えました。この時、みじゅきは気付いてなかったのかな?
一通り話が終わると出てくるお露ちゃん。
「こっちが本当の姉さんだ」(笑)あ、途中で気付いたけど訂正せずに通したんだねww

この時かな、お姉さんには苦労をかけたから「白無垢着て、嫁に行って欲しい」って話をするシーンがあるんだけど、もっと長かったような気がするんだよね。お母さんが病の時のこととか亡くなった時の事とか、話してはいたんだけどなんかあっさりしてる気がしました。東京からセリフが変わったのかな?

危険な任務に入る前にこれが終わったら堅気になるという弾七。「やりたいことがある」に「ホストだろ」と言われ、「ちげーよ」と言ってそのまま前に歩いて行ったと思ったら、小さく「ちげーよ」って言ったから、本人気にしてるのかなあって勝手に思っちゃいました。
植木屋さんになりたい話をした後は「植木右衛門」とか言われるし、平ちゃんには「チャクラーなんとか?」って面白く言われてました。平和な時間なんだよね。

野田藤一家討伐を前に、「これで酒でも飲んで」とかなんとかでお金もらう江戸鴉。騒ぐというかホストクラブで盛り上がるというか実際は紅子さんのお店でどんちゃん騒ぎしてるんだけど、女性と踊るシーンがありました。弾七は紅子さんと踊るんだけど、ペアダンスで添える手が優しいんだわ。こういう時ぐいっていかないよね。でも倒れたらダメだから、そっと添えるんだよねー。いいわーw
もちろん庄九郎も優しくペアで踊ってました。ちなみに文ちゃんが歌ってたんだけど、歌詞はなんか適当な感じで。しかも、歌うシーンなんてあったっけ?記憶から抜けてるだけなのか、勝手にアドリブで歌っているのか??
あと、弾七が側転したのはここだったかな?どでかいシャンパン持って、はしゃいでたね。

一緒に突撃する役目ではない数さんと小田切さんたちのシーンがあり、客席通路に出てくるシーン。
野田藤を探してる時「庵」と呼ぶから、「よそよそしいな」と言われる弾七。急に名字で呼ぶからこっちも誰だっけ?ってなったよw
庄九郎は色々聞くんだけど、どうもそのお客さんがはしもっちゃんのファンらしく「チラチラそっち見るねん」と苦情を漏らしてましたww
最後「ちょっと、わざわざ大阪まで来てくれたから」と1階後ろの方に行ったから誰か来てるのかなあと思ったら「お名前は?」と聞いて「はまだ」と聞こえました。濱ちゃん、文ちゃんのために大阪に来てくれたんか〜って勝手に思いました。でも確かに濱ちゃんは優しい先輩だろうけどそんな気軽に話しかけられる間柄なんかなはしもっちゃんはって思ったら「侍の端くれ」で言ったので7MENの子かと気付きました。でも「はまだ」と聞き間違えるような名前って誰やろ?と思ってると、「座って」とこれまた普通に文ちゃんの指導が入りました。まあ、気になるよね。それでも腰が浮いた状態になってる子がいたら「立ったらぶった斬る」ってかなり強めに注意しながら舞台上に上がって行きました。
ちなみに矢花くんだと休憩時間に話してるのが聞こえてきました。

その頃には花道から野田藤さんも出てきて、「大阪なの?江戸じゃないの?」と真っ当な質問があり、弾七困っちゃうの顔になってましたw

「流行語大賞に侍タイムスリッパーがノミネートされたらしいぞ」って野田藤の手下たちかな、急に言い出したシーンがあったんだけど、奉行の朝山殿が出演した映画のことなんですね。めでたい。

たった4人で突撃した江戸鴉。なんと家を破壊しちゃうし、火事になるし、贋金も出てくるし。
でもよく見ると自らの屋敷の柵外す手下たち。細いところは見たらあかんねwでも、このバタバタから屋敷が崩れる感じが楽しい。

時計を見ると19:30ぐらいでした。
せっかく休憩時間が長いので売店まで行ってみたけど、最中アイスは全て売り切れでした。普通のアイスはあったけど、おやつは持ってきてたので今日は見送りました。

そうそう、演舞場もだったけど幕が上がる前にタイトル全てを読み上げて「2幕が始まります」ってアナウンスがあって始まるの。なんか「チャリンコかぶきぐみ」って声に出して言うのってちょっと面白い。
あと、観劇中の注意事項を言いにきた係の人から「50分後ごろに宙乗りがあります。その間はお手洗いにも行けませんので」って説明がありました。扉を開けて光が指すと演出上ダメってことなのかな?

さて2幕。贋金作りのビラは、2階の右列にも配りに行ってました。いいな、ちょっと欲しい。

「役人なんて信じねえ」ってポニーテール(違う)を結っている紐を切る数さん。言い方を荒くして決意表明した時「数右衛門」って声を飛ばしていいシーンだなって思いました。1人で言う勇気はないけど。

そして伊豆に行く手筈を整えたのに、結局江戸に残ることを決めた江戸鴉。
最後の夜になるだろうからとお露姉さんのことを案じて越前(だったかな)の親類に手紙を書いた数さん。なのに、こちらも覚悟を決めて過去のことを話すお露ちゃん。
「弾七が本当に兄さんだ」みたいに明るく言おうとするんだけど、打ち明けられた数さんは辛いよね。そりゃ、お酒飲むよね。紅子さんナイスだよ。でも紅子さんも辛いよね。苦しいよね。って、こんな気分でお酒飲んだら次の日はひどい二日酔いではなかろうか、刀を振れるんだろうかとかいろんな時代劇に疑問が湧いてきた(笑)

ただ、もともと想いは通じ合っていたけど、出会いのこととかがあるから距離をとっていた弾七もこの時ばかりは素直に気持ちを話すんだよ。
「抱いても抱かれても」荒れていたとかなんとか言ったけど、だか、だかれて??
「弾七さんは私をお嫁さんにしてくれた。だから弾七さんの戦いは私の戦い」って言い切れるお露ちゃんは強いね。
「花が綺麗だ、星が綺麗だって言っていたかった」って弾七をそんな優しい気持ちにさせてくれていたんだもんね。

翌日、本当の敵は野田藤と朝山ではないと止められた時に、「ちゃんと親がいれば、金があれば、グレない。そんな世の中なら」って力説する弾七。ここは今の世の中でも同じかもって胸が痛くなる。そんな言葉に胸打たれた小田切さんから本当の敵を教えてもらう江戸鴉。
ただ、世の中を騒がしたことは見逃せないから、見事に打ち取ったとしても打首だと朝山さん。「介錯してやれよ」って小田切に言うし、それは武士としてせめてもの情けなんだけど、それを知ってないとかなりはてなになるセリフだなって思いました。

ここでようやく江戸鴉の一員らしく、派手な格好になる数さん。赤と金の派手な布をスカートみたいに巻いて、帯にはハートが付いてて、くるぶしに丸い大きな飾りがついてるんだけどあれはローラーなのかな?だとしたら、可愛いな。衣装さんのお遊びも嬉しいな。
そういえば3階席だから思う存分双眼鏡で見たけど、弾七のアイメイクが青のキラキラで目尻に丸がちょんちょんって描いてあったんだけどあれもローラーかな?だとしたら、可愛いな。メイクさんの(略)

なんと、野田藤も幕府のお偉いさんの首も討ち取った江戸鴉。しかも最後は平ちゃんに手柄をあげさせるのが泣けてくるねえ。その平ちゃんが「空飛んでるとこが見たい」と言うことで弾七がチャリンコで空を飛ぶことになるんでした。
ちなみにこの平ちゃんのやりとりの間、東京では後ろでコソコソしていた数さんだけど、首を包まないでそっと上がってきたんだったかな、その首が入ってると思われる白い布を弾七に渡す係になってました。

花道は見えないから、チャリのセッティングの様子は全く見えず(笑)
でも上がってくる時のポニーテールのトップが見えた、あ、顔も見えた!と言う喜びはかなりありました(笑)
ただ、宙乗り後すぐに向こう向いちゃって(そりゃお客さんの大半は向こうにいる)、やっぱりお尻を見ることになりました。うーん、確かに東京の時よりちょっと痩せたかもなあ。もっとお尻のラインにピタッとしてたもんね。←
でも、空を飛んで両手離して調子に乗ってる顔はしっかり見えたし、一生懸命漕いでるのも見えたし、終着地に着いたらそれを隠す黒幕は下から上げるタイプなんだなと最後まで見守れたので悔いはないです。近くで見えた。

桟敷で並んで名前を読み上げられる江戸鴉。
数さんは副長。やっぱりドラケン。庄九郎は半袖着てるのに、逆に着てるからかな腕の逞しさが際立って見えました。
紅子さんにみんなが見えるようにと首を託した時「逃げな」って言われたけど、自ら桟敷に行った弾七。後ろでに縛られて、やったことを受け入れて、堂々としてた。
引っ立てられた時に出てきたお婆さんが弾七のお母さんで「産んでくれてありがとう」って(涙)この人生でなかなか言えないよ。

ドラマだったらここでこっそり逃がしてくれても良いのにーって思うんだけど、セリフにあるように「太く短く生きた」それが江戸鴉のドラマなんだよね。

東京では場面転換でよくチャリの設計図みたいなのが降りてきたけど、大阪ではあんまり見なかったね。緞帳の仕組みの関係かな?

カテコでは「チャリンコはどうでしたか?」とはしもっちゃん。
お露ちゃんについて「回復を願っております」と言った後、「一晩で仕上げてくれた」と紹介したのがみじゅきでした。この日が夜公演のみだったのもよかったんだろうね。最初の方は少し早口で緊張してるかなって感じだったけど、しっかり頑張ってました。

カテコ2回目で、最後は笑顔でお手振りの人たちを見て「アイドルだ」とホッとしました。みんな1階席に手を振っていたから、誰かは上も見て欲しいなって思ったけど。
でもそこまで座長2人とも役のままの顔をしてたから、やっと役が抜けた顔になったのを見られたように思いました。

時計を見ると21:15でした。少し予定よりも伸びたけど、こんなもんかな。

楽しかった。
なんかもう「楽しかった。増やしてよかった」とだけ思いながら帰路に着きました。花道が見えないとかそりゃ全てが満点ではないけど、分かった上での3階席を選んだんだし、それを除けば殺陣はかっこいいし、お芝居もみんないいし、ちょっとしたアドリブもミスも全部楽しかった。あ、文ちゃんの声量がありすぎて音が割れてセリフが聞き取りにくいところがありました。3階席だからなのか、マイクの問題なのか分からないけど、そこは仕方ない。文ちゃんの声は普通に考えても大きすぎるw
ステフォとか欲しいなあ。この派手な衣装で暴れ回ってるとこもっと見ていたいなあ。
観劇予定はあと1回。花道でカップルを演じるはしみずなど、今回見えなかった部分もしっかり隅々まで楽しんできたいです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« よし全力で | トップ | 終わってしまった »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

浜中文一」カテゴリの最新記事