脳も鍛えられる！

　こんにちは。



　何かアイデアを出したいとき、どうすれば良いか分からないとき、自分の脳に限界を感じることがありませんか。茂木健一郎さんの「脳を活かす仕事術」という本に、こんなことが書いてありました。



　「あたりまえの話ですが、脳も身体の一部です。ですから筋肉と同じように、鍛えれば鍛えるほど強くなり、より上手に扱えるようになっていきます。」



　目から鱗が落ちました。言われてみれば確かに、脳も身体の一部です。なんとなく、脳は鍛えられないと漠然と思っていました。しかし、口や手を使い実際に体を動かすと、脳のインプットもアウトプットも鍛えられ、より上手に扱えるようになるようなのです。


　インプットでは、「見る」「聞く」などの、目や耳を使った「感覚系学習」の観察では理解できなかったことも、「指でなぞる」「やってみる」などの、指や手を使った「運動系学習」によって、より理解が深まります。

　アウトプットでは、頭の中で考えていることを、実際にやってみたり、書いてみたりします。初めのうちはうまく書けなかったり、考えが纏まらなかったりしますが、何度も繰り返しているうちに、より良いアイデアが浮かんだり、より良い文が書けるようになっていくそうです。



　じっとして考えて悩んでいるだけよりも、なんでもいいから書き出してみる、簡単な作業をしてみるなど、身体の一部（特に口や手）を使って、どんどん脳を鍛えると、答えが出てくるかもしれません。