らぶた通信

甘えん坊ゴールデンレトリーバーの冒険日記
(らぶた、そしてふくちゃんの成長日記)

病と(その1)

2020-12-25 20:07:10 | 日記
すでに校長先生の日記で御承知している方も多いと思いますが
ぼくは12月17日(木)午後5時30分に虹の橋を渡ってしまいました…

病気を知った時、あまりの突然なことでぼく自身はもちろん驚いたけど
それ以上にパパママは相当のショックを受けていました
だってね、年相応に体力は落ちていたけど、病気が発覚する2日前まで普通に赤林道を3週連続で歩いていたほど元気だったんだから

発覚したのは12月1日夕方、いつもどおり夕方のお散歩へ行こうとパパが声をかけてくれたんだけど
グッタリして…立ち上がれなくて…力が入らなくて…大好きなおやつでどうにか階段を降りて病院へ
診断の結果、心臓に腫瘍ができており、その腫瘍からの出血による心臓を圧迫する心タンポナーデとのこと
手術しても場所が場所なだけに腫瘍を全て取り切れるか、今のぼくに手術できる病院まで行って手術に耐える体力が残っているのか
先生と相談した結果、今ここで出来得ることをやっていきましょー
ぼくがぼくらしくいられることをパパママは望んでいました 

止血剤や点滴で処置し、その日は帰宅 
翌日止血剤等の効果があったのか?心臓の周りの出血は少し減ったみたいだったけど
木曜日またグッタリして病院へ行き、溜まった血を抜きました

抜いて少し経つと心臓の動きが良くなるので、ご飯も食べれて普通に近所の公園におさんぽも行けたのに
土曜日の夕方、また体調が悪くなり再度診察してもらうと、やっぱり血がたまっていました
そして初診時に比べて腫瘍が一回り大きくなっていました
先生から「思った以上に進行が早いです、早まるかもしれません」と…

パパママはすごく悩みました、これ以上心臓に負担をかけるのは危険
でもらぶたの体力が残っている今なら、なんとかお山を見せてあげられるかなと
寿命が縮むリスクよりもぼくに悔いが残らないよう、どうしてもだいすきなお山を見せてあげたい
日曜日の早朝、1週間ぶりにお山へ

自力で降りれないので、ベッド式の担架からパパに抱っこしてもらって中ランに
すると弱々しいものの自分で歩いて排泄することができましたよ

でも立っているのもやっと…すぐ腰を下ろしちゃいました

らぶた~ずっと来たかったお山だよ!
大好きなこの風景を忘れないようにしっかり見ておこうね
うん、ママ連れてきてくれてありがと~お山からパワーをもらってぼくがんばるよ 

座っているのもキツイらしく、芝生の上で横になりました
らぶたの表情がとても辛そうです…

お山の空気をたくさん吸って、ナデナデもたくさんしてもらって

後はおうちでゆっくり過ごしました

月曜日以降

心臓の動きが良くなったのか少しずつ動き回れるようになりました
しかし、水曜日の夜、反応が若干鈍くなったけど、とりあえず様子をみていたら

深夜、容態が急変し急きょ病院へ
前回抜去した以上の出血でした…

溜まった血を抜き、自宅で点滴を

以前から何かあったら休みでも夜でも連絡してくださいと病院の先生から言われていたけど
深夜で実際、本当に連絡してもいいのか迷いました

ただ、苦しんでいるらぶたをすぐ助けてほしくて、朝までどうしても待てませんでした
不安でどうしようもなかったあの時、快く診てくださり、パパママは涙が出るほどうれしくて心強かったです

ぼくもすっかり安心して眠れましたよ
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