ポイントを集めて得をする生活=ポイ活
辞書に載ってないから自分辞書にこう記載しておこう。
ポイ活。
私の母も姉も得意とする活動。
しかし私はこの活動がとっても下手だ。
まず、ポイントを集めるほど豆でない。
そしてせっせと貯めたとしても、使うのが勿体ないと思って結局使わない。
元々、モノに釣られる子どもでもなかった。
小学校中学年、逆上がりができるようになったら、ガチャガチャ好きなのやらせてあげる。
両親にそう言ってもらって頑張ったのは何日続いただろう。
当時のガチャガチャは私にとって、毎回おねだりするほど魅力的なものだった。
逆上がりができればガチャガチャができる。
私は張り切って鉄棒に向かった。
しかし少しやってみて、そう簡単にできないことを察した私は、ガチャガチャをあっさり諦めた。
別に今じゃなくてもいいし。
いつか違うタイミングでガチャガチャ回せればいいし。
欲しいガチャガチャを横目にそう自分に言い聞かせた。
そうして逆上がりの条件がついてから、ガチャガチャをする回数がガクっと減った。
いやむしろそれ以来やらなかったかもしれない。
結局逆上がりは、小学校高学年に通い始めた体操教室で、あっさりできるようになった。
逆上がり条件がついてから何年か経っていたが、私はしっかりそのガチャガチャプレゼントを覚えていた。
しかしその頃にはガチャガチャに目を輝かしておねだりすることに恥ずかしさを感じる歳頃で、
強がってガチャガチャの約束の話題が出ても、懐かしいねと受け流した。
高学年になってもなお憧れのガチャガチャを横目に…。
こうして逆上がりによるガチャガチャプレゼント券はあえなく使わずに終わった。
そして今日も一枚、ポイントで得たドリンク無料チケットが無効になった。
代わりにチケットを気にせず、自分の好きな飲み物を買うとしよう。
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