これはマズイかも①

2018-01-19 14:34:08 | 妊婦奮闘中



妊婦には危険がいっぱい。
初マタの私には
分別も付けようがなく
その度に大騒ぎしています。





17週6日目。
その日は仕事はお休みだったので
実家に帰ってのんびり過ごしていた。


夕方になって
夫の帰宅時間に合わせて
夜ご飯を準備するため帰宅。



ワンコ達は毎度「おかえりー♪」と
おおよろこびで出迎えてくれる。




夜ご飯の準備も終え
流石に疲れた、、と
買ったばかりのソファにごろ〜ん。



思わず気持ちよくて
仰向けで倒れ込んだ。



その時!!


「ママー

と末っ子トイプが
お腹にダーイブ!!!!!
ウゴッ
むせるほどの衝撃と
お腹に痛みが走って
悶絶……













そうだった…
仰向けは……ダメだった……





それまで胎動がちょこちょこあったまるちゃんが
末っ子トイプのダイブの後
シーン、と静まり返ってしまう。




夜。
夫が帰って来てから
一部始終を話すと
「それはいけない。病院行こう」
とそそくさと準備を始めた。



「あ、待って。もう診察の時間は終わってるし
明日病院行ってくるよ。」


しかし、夫は納得いかないようで
パソコンで色々調べては溜息をつき
見るからに落ち込んでいる。


「まるちゃんに何かあったらどうしよう…」




夫が突っ伏して落ち込むので
「わかったわかった、電話してみよう」

個人クリニックに電話して見た。



「すみません、こういうことで〜」
と伝えると
助産師さんが電話口でこう話した。


「赤ちゃんはね、羊水で守られてるから大丈夫。
子供が追突しても大丈夫なことの方が多いのよ。
出血や陣痛のような痛みがない限り
明日の診察で大丈夫よ」



ましてや3キロのトイプードルなら
まぁ〜大丈夫!と笑って電話を切った。



それを夫に伝えると
「はぁ…よく分からないけど分かった。
まるちゃん、動いてる?大丈夫?」


とやはり納得いかない様子。



1時間後、また個人クリニックに電話。





「ハハハ、大丈夫!明日一番に診てあげるから。
今日は様子見て〜!」




ですよね
すみません、本当に。




結局、夫は心配で寝付けず
私も自分の不注意を反省しながら朝を迎えて
次の日朝一番で病院に行って
元気なまるちゃんとご対面して来た。


こういう時に
家で心拍が確認できるものがあればいいのにね、と
夫婦で話しながら
妊婦の大変さを痛感した1日だった。



いや〜気が抜けない毎日。
早く会いたいなあ…


妊娠が発覚した時の話。

2018-01-19 13:16:02 | 妊婦奮闘中


忘れてしまう前に
思い立った時に今までの事を
書いていこうと思う。



それは忘れもしない、2017年10月3日。



夫婦揃っての休みで
久しぶりに部屋を改造しよう!
と少し遠方のIKEAまで
車を走らせた。




結婚して8ヶ月目ーーー




勿論、2人とも
子供が大好きで
いつか子供が欲しいとは思っていた。


結婚してから
少し意識してみたものの
「天からのお恵みだから仕方ないよね」
と言い聞かせて
日々を過ごしていたようにも思う。





その日。
IKEAに向かう車の中で
私たちは珍しく険悪ムードだった。


正しくは私が1人で
激昂しており
運転する夫は肩をすくめて
私が怒り終えるのを待つ、といった感じだ。



夫は良くも悪くも
アホがつくほどの正直者で
それは日々の生活の中では
プラスなのだが、ある時は最悪な場合もある。



そのおかげで被害を被った私が
「ホントいい加減にしないと知らないよ!」
と怒っていたわけである。




普段、大好きな音楽をかけて
滅多にない休日をドライブがてら楽しむはずが
最悪なものとなってしまい
IKEAに着く頃には
その怒りは絶頂に。


「1人で行くから車で待ってて!」
そんなバカな話はない。
夫もそれはひどい
後ろからテクテク付いて来た。



「じゃあ離れて歩いて!一緒に歩きたくないんだから!」



それでもそっと
手を繋いでくる夫は
なかなかのメンタルである。






やっぱり2人は楽しいーーー




IKEAで買い物をしていると
あーでもない、こうでもないと
いろんなものを手に取り
計画を立ててカゴに商品を入れていくから
自然と仲直りしてくる。



最後は大きなラグを見ながら
「どうする買っちゃう〜?」
と上機嫌な私がいた。





レジを済ませおきまりのホットドッグ。
夫は
「ソフトクリームも食べたいな〜」
とホフホフさせていたので
私がホットドッグ、夫がソフトクリーム
と言った感じで購入して
いつも通りたっぷりのガーリックとオニオンを乗せて
車に乗り込んだ。


「楽しかったね〜


パクっ!!!
大きな口でホットドッグを頬張った瞬間
全力で戻しそうになった。



(マズっ…)



おかしいな。
いつも美味しいはずなのに…
もしや、傷んでる…!
ニュースになる!?


悩んだ挙句、何も言わずに夫にあげた。


「美味しいね〜♪」

なるほど、夫は味覚音痴か。
薄々気付いていたがやはりな…


などと失礼な事を思いながら
自分では完全に傷んでいると思っていたホットドッグを
完食した夫に敬意を表しつつ帰宅。



帰りの車の中も
ずっと気分が悪く
ホットドッグを全力で憎んだ。



家に帰って
手に入れたばかりの新入り照明(照明が大好きなんです)
を夫が取り付けてくれている間
ふと私の頭をある事がよぎった。



(そう言えば、明日予定日だっけな)



だいたい毎月決まった周期で
生理がくる私は
如何せん予定が立てやすい。



6月から夫が買って来てくれた
婦人体温計で毎朝体温を計り
9月に初めて排卵予想検査薬を使用した。



それでもよく分かんなくて
「ダメだー!全然わかんないわー!」
と大騒ぎしたので
期待はしていなかったものの
夫には内緒で二階の寝室に駆け込んだ。



(妊娠検査薬…してみようかな)


検査薬の箱には
生理予定日から1週間後から検査可能、と書いてある。



1週間どころか8日前である。
フライングも良いところだ。
でも、試したいと思ったら動かずにはいられない。


以前購入しておいた検査薬を取り出す。



「よし。落ち込まないでやってみよう♪」




と、1分待つはずが
検査を始めた途端に
結果の枠に薄〜く縦線が……



「え……え…嘘でしょ」



結果、薄い陽性。




ひょぇえええ!!!



慌てて夫に報告。


「うそ!本当に?嘘!嘘だ!えー!!!!」


夫婦で大騒ぎ。
犬たちも訳もわからず大騒ぎ。




嬉しいような小っ恥ずかしいような不思議な気持ちーーー






すぐに妹に電話。

仕事中だったのにも関わらず
電話に出てくれて泣いて喜んでくれた。



「よかったね。。おめでとう」


あー姉妹っていいなぁって感謝しつつ
このお腹の中に
本当に新しい命があるのか
半信半疑のまま夜ご飯を食べ。


なるほど、昼間の
ホットドッグのマズさも
車の中の気持ち悪さも
妊娠したからだったのか…
そう気付いたのは
1ヶ月後のことだった。



その次の日もやっぱりまだ
なんとなく信じられなくて

「もしかしたら勘違いかも…」

と妙に不安になって
そのあと数日、病院に行くまでの間
何度も妊娠検査薬をしたのは
ここだけの話。









今日で19週になりました。

2018-01-19 12:27:19 | 妊婦奮闘中

ブログ、はじめました。


色々考えて
育児ダイアリーなるものを
本屋で手にしたり
今まで書きためていた日記に
新しく追加してみたり

そんな風になにか残したいと思ってみたけど
結局、ブログに行き着きました。


ひっそりと更新していこうかと
思っているわけです。




19週目に入りました




妊婦生活、とにかく長い。

ってまだ19週にして
グダグダ言ってるんだから
先が思いやられる。



お昼ご飯を終えた頃
「ピンポーン」
チャイムが鳴った。。


少しだけ悩んだけど
玄関先に立ってみる。
(居留守の達人なのだ)


保険のセールスの女性が立ってて
「こんにちはー
あーしまった。。
大反省しながら徐ろに帰宅を促す。

「あー大丈夫です。どうもー」


しかし、セールスの女性も引き下がらない。


「あれ?わんちゃんですか?」
「おいくつですか?」
「ご結婚されてますか?」
「お子様はいらっしゃいますか?」


子供のことを聞かれるとつい
「あ、今妊婦です
と答えてしまった。




意外な時間




「えっ!妊婦さんでしたか!」

セールスの女性が食いついた。


「私も2人の女の子のママなんですよ」




そして妊婦が気をつけること
大変だったことを
いっぱい話してくれた。


正直、周りにマタ友もいない私にとって
それはとても勉強になった。



私のお腹の赤ちゃん(通称:まるちゃん)は
先日の16週目の妊婦検診で
男の子ということが分かったので
その話をすると


男の子の可愛さ
(男の子が羨ましい、と仰って下さいました)
を語ってくださり
ご自身がシングルマザーであることや
仕事の大変さまで
開けっぴろげに明るく
30分ほど玄関先で
話して帰って行かれた。



結局、セールスの内容は一切語らず
子供の話題で終わったのだが
始め、不機嫌に応対したのが申し訳なくなるくらい
意外にいい時間だった。



個人クリニックのマザークラスを
倦厭していたけれど
マタ友って良いなぁと始めて思った。


今度夫と行ってみようかな…





その後、大家さんから
「元気ー??」
と電話があり30分ほど長話。


我が家の大家さんは面倒見のいい方で
よく体を気遣ってくださる。

「いやね、さっきセールスの人と
賑やかに話してる声が聞こえたから
電話したのよ〜



あまり自分から
上手に人と関われない私に
いつも周りは贅沢なほど温かい。



今日もまるちゃんは元気だ。


胎動も16週目くらいからちょこちょこあり
今では毎日必ず
グニョン、グルン、ポコ!と
お腹の中を元気に泳いで
母の私に存在を示している。



あと147日。
楽しみが重なっていく。