市議団news/No30/2019年8月25日号
4月の市議選で初当選を果たした日本共産党の石井ひろみつ市議は6月議会で初登壇。切実な願いの実現に向け、高齢者や障がい者、運転免許返納者など交通弱者の通院・買物を含めた外出の機会を保障するための公共交通の充実や交通安全対策について具体的な提案を行い、市の考えをただしました。石井市議の質問(要旨)は次のとおりです。
おうかがい市バスの土曜運行を
石井市議は、おうかがい市バスの利用者について、目的地の35%が医療機関であることを明らかにし、土曜も診療する医療機関があることから、おうかがい市バスの土曜運行を提案。市民生活部長は、医療機関の実態と費用対効果などを調査・研究していく考えと答えました。
ドア・ツー・ドアのデマンドタクシー
前橋のようなタクシー券を
質問では、おうかがい市バスを利用しない理由の一つに、バス停まで遠いことがあることを指摘。高齢者や障がい者、運転免許を返納した人、運転免許をもっていない人、バス停まで徒歩で移動できない人たちの通院・買物など外出の機会を保障するため、前橋市と同様のタクシー券(年間120枚交付)やドア・ツー・ドアの玄関先から目的地まで乗車・利用できるデマンドタクシーの運行を求めました。
市長は、おうかがい市バスについて2年前に実施した調査で、利用者から満足が得られていないことを認め、改善が必要と答弁。ドア・ツー・ドアが原則で、運転免許のない人の外出の自由を奪うものではないとしながら、前橋市のタクシー券について、良いものとは思えず、かかる予算に際限がないと否定的な見解を示しました。 そのうえで市長は、同様のやり方で低コストの方法を検討していると答えました。
危険で必要な場所にはカーブミラーを
石井市議は、カーブミラーについて、その設置基準を満たさなくても設置が必要な危険な場所がある問題も質問。都市政策部長は、現地確認をして、誰が見ても危険が認められる場所には設置するよう検討したいと答えました。
市長も、いろいろ要件があっても、危険な場所には設置すると答えました。
消えたままの路面表示
点検・整備体制の拡充、県との連携強化を
石井市議は、消えたままで危険な路面表示の点検・整備の体制についても質問し、通学路安全対策推進会議や区長さんなどから寄せられる要望に基づく整備や職員による点検体制を拡充する重要性を確認。県道・国道で消えたままの路面表示を速やかに整備するための県との連携強化、県への強力な要請の必要性を指摘し、市の考えをただしました。
市長は、県道の路面表示が消えていても、県は速やかに対応してくれず、市ではどうにもならないと答えました。石井市議は、どうにもならないと諦めずに重ねて要請することを要求。市長も「お願いはする」と答えました。
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