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日本共産党 群馬・太田市議 水野正己のブログ
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許せない融資撤回-銀行のひどいやり方

2010年05月07日 | 市議会・市政ニュース

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一通のメール


  ある中小企業の社長さんからメールが寄せられました。

  銀行が融資の約束を撤回したために、資金繰りのメドがつかず、取引先も倒産の危機に直面しているというのがメールの内容でした。

  その社長さんによると、新規事業を立ち上げるため、取引先とも綿密に相談しながらつくった事業計画も示して銀行に融資を申し込んだところ、「この事業は将来性がある」と銀行側も当初は乗り気だったそうです。

  最初の融資の申し込みから1カ月後には、担当者から●月▲日付(最初の融資の申し込みから約1カ月半後)で○○○○千万円の融資を実行すると回答があったそうです。

  社長さんは、仕入れの契約をはじめ新規事業を進める具体的な準備に取りかかりました。

  ところがその矢先、融資実行の回答があった日の10日後には、銀行側は融資の撤回を社長さんに伝えました。

ダメならダメと
最初から言ってくれれば


  「ダメならダメで、最初からそう言ってくれれば、新規事業も断念し、新たな仕入れの契約もしなかった。中小企業をもてあそぶのもいいかげんにしてほしい。すでに支払期日を決めてしまっている契約もあり、いまになって突然融資が取り消されると、うちの会社も取引先も倒産してしまう」

  社長さんの怒りと悔しさがメールから伝わってきました。

  私は「あきらめたら、おしまい」と社長さんに伝え、今後の対策をあらためて相談することにしました。

無責任きわまりない
許せない融資撤回


  大銀行の横暴な貸し渋り、貸し剥がしは、すでに大きな社会問題になっていますが、今回のような無責任きわまりない融資撤回も許しがたい行為です。

  そもそも銀行の仕事は、お金を貸すことであるはずです。
  融資を通じて経済の命綱-資金という血液の循環、大動脈の血流を守るのが金融機関の社会的責任です。

  中小企業をもてあそび、その経営を危機におとしいれる今回のようなやり方は、絶対に許せません。

  日本共産党は、中小企業の経営を守るための公正なルールの確立を政府に求めていますが、金融機関にその本来の社会的責任を果たさせることの重大さを、あらためて痛感しています。

※この社長さんの会社が特定されることを防ぐため、企業名、取扱商品名、地名、日時、融資額などは伏せることにしました。

日本経済の「根幹」にふさわしく 中小企業を本格的に支援する政治をすすめます ~今こそ中小企業政策の転換に向けて幅広い共同を~  2010年4月22日 日本共産党 PDFデータ 



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