民事再生中の株式会社アドテックスの創業者の元社長が粉飾決算をして約５０億円の売り上げを水増ししていた容疑があるとして10月7日に家宅捜索を受け、民事再生は中止、破産手続きに入る見通しであることが明らかになりました。
「アドテックス」、なんだかなつかしい響きです。
株投資の世界で、昨年末新興市場バブルを牽引したひとつがアドテックス。ヘラクレス市場に上場していたこの会社の株価は業績低迷によって大暴落した後に数倍に株価が跳ね上がり、根拠のないマネーゲームが繰り広げられました。いつのまにか、投資ファンドなどがすっかり手を引き、個人株主ばかりが持ち株比率の上位になった中株価が再下降。経営破綻をして上場廃止となりました。上場廃止日までマネーゲームが繰り広げられました。
マザーズ指数 1226.0
ヘラクレス指数 1949.8
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