
漢字三千年展
東京富士美術館に行って来ました。
お稽古と、文化祭作品の打ち合わせが午後に入っていたので
早朝に。
美術館側と中国側の信頼関係なのでしょう。
「中国側の配慮で写真を撮ってもいい」とお聞きし、沢山撮らせていただきました。感謝です。
図書館の本で見た甲骨文字が 目の前に
近くで観れて、語り尽くせないくらい素晴らしい展示でした。
三千年前
絵文字から始まり
甲骨文字
河南省の殷墟跡から出土した甲骨文字です。
篆書 隷書 楷書と
中国の古くからの
歴史の流れで 形成され とても分かり易く説明もありました。

書を学ぶ一人として、とても魅了されます。
器に書かれた文字 二千年前あたりの 青銅 銀
形も色々で文化を感じます。


お稽古で学生が臨書している 顔真卿 の書

択片の実物を目の前にして 感動し
ますます深く指導にあたりそうです。
敦煌の兵馬俑 の 胸に文字「不」が刻まれて 兵を作った方のしるしだそうです


撮っていて、笑っているように見えます。

陸士仁 四体千字文巻
漢字の初級読本


『千字文』は、南朝・梁の時代に作られた、合計一千字の漢字を重複せずに、
近年に至るまで、中国のみならず朝鮮や日本でも、
漢字を学ぶための
書道の教材としても広く使われ、楷書のみならず、
明代後期の書家、陸士仁の作品で、篆書、隷書、草書、楷書の四書体で『千字文』1614年から書き始め、三年後の1616年に完成
法華経方便品第二 第十六
鳩摩羅什訳の妙法蓮華経を、清代の書家蒋衡(1672年-1742年)が楷書で書写した。全部で14冊あり、方便品第二は第二冊、寿量品第十六は第十冊。宮廷の書画を整理分類した『秘殿珠林続編』に収録され、現在は故宮博物院の所蔵品です。
清拓蘭亭八柱帖


国立博物館で、以前にも拝見したのですが.......何度見ても良いですね。
もう一度に行く予定で、前売り券を又買ってしまいました💦
述べたものは、ごく一部で
もっと沢山の展示物は素晴らしいものでした。
お楽しみに......雅芳
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