アルバム名が、「はっぴいえんど」で、そのバンドのメンバー、細野晴臣、大瀧詠一、松本隆、鈴木茂の各氏による歴史的なバンドの第1作の最初の曲が、「春よ来い」なんだけれど、この曲がぼくは大好きなんですねえ。1970年8月発表の同アルバムは、日本語で歌うロックとしてつとに有名なぼくにとって最高のアルバムなんですね。
音楽と言えば演歌もジャズも大好きであまりロックは好んで聴いてこなかったぼくですが、このバンドのこのアルバムにはハマりましたねえ。
何故心に訴えるんだろう、「はっぴいえんど」の音楽は。
1970年といえば、確かつげ義春の分厚い全一冊の本を買った頃ではなかったかなあ。版元は、もちろん青林堂。
今でも読むたびに感心するつげ氏の漫画作品だけれども、50年余も決して古臭く思えない本や音楽、そのことにぼくは驚くのでありますねえ。
あれから50年余も、ぼくは年をとってしまったけれども、作品は古びずにしっかり心の中に生きている・・・凄いことよなあと一人思う春でありました。
大瀧さーん、安らかにお眠りくださいね。
つげさーん、嗚呼、つげさんはおげんきでいきていらっしゃるのでありましたね。
文・フォト masao.ishigooka