ついにこの日を迎えましたことを寿ぎたい、とぼく的には感無量の思いでおります7月11日の夜であります。
ブログ上の、「カメ漫だらだら石ちゃん散歩続編」内のショップで
「賢治のことば絵本」を販売しようと思うておるわけなんですね。
個人出版として、制作、出版し、出版したのちに、当時お世話になっていた結構有名な編集者に、こんな本、造りましたと、お見せしたら、出版業界でも有名なその編集者は、数分間パラパラ、この本を見ていたでしょうか、興奮したお声で、ぜひこの本をわが社で売らせてくださいと・・・ビックリしたのはぼくのほうです。
でも、出版の世界は、そんなに甘いものじゃあなかったなあ・・・
たった一言の、同著の中でぼくが書いた出版業界を甘く見た一言が、嗚呼、ダメですね、と。
つまり無知なぼくの一言が、出版業界で生きている著名な編集者の心証を害したようなのです。
そんなことも思い出される本書のエピソード、ほかにもいっぱいありました。
身も心も引き締まります、若干緊張もしておりますよ。
いろんなお話を、この本に関してはお話しできるかと思います。
宮沢清六様も、出来上がった本をご覧になって、「瀟洒な本に出来上がりましたね・・・」というお手紙を書いてくださったことは、最高に嬉しかったですねえ。
今日今夜、まさに今日から「賢治のことば絵本」を販売しようと思うているわけなんです。
賽は投げられた、それほどのことでもないのでしょうが。緊張いたしますね。
参考までに、本書は、省資源と環境保全のために、再生紙を使って造りました。