前の記事"初代G-BOOKの行く末 その2"で、「本当に開発中だったりして...」と書いたトヨタのPNDは本当に開発中かもしれません。その根拠は何かというと、8月1日にトヨタが発表した立ち乗り型のパーソナル移動支援ロボット「Winglet(ウィングレット)」に将来的にはナビ機能を持たせるという記述にヒントを見つけたことです。技術プレゼンテーションの【プレゼンテーション資料 1.5MB | 37P】の32ページにその予想イラストがあります。ちょうど、PSPのディスプレイを横に広げたようなデザインですね。
これはTypeLのハンドル部分に装着するタイプのようで、施設の店内情報・ナビ機能・認証システム・課金システムなどが扱えるようにするとのことです。Winglet自体がまだ開発中のツールということなので今後どうなるか全く予想出来ませんが、トヨタ関連施設などで実証実験を進めていくそうなので今後が楽しみです。
ところで、このWingletってどこかで見たことがあると思っていたら、昨年の東京モーターショーで発表されたトヨタのコンセプトカーHi-CTの後部に乗っていたローラースケートみたいなのがそれでした。下の写真のものだとType Sかな。
写真はGAZOO.com マルチレポーター シュウBLOGより
Hi-CTをメインで開発するのかと思ったら、Wingletのほうがメインだったんですね。
それはさておき、PNDの話ですが、Wingletに取り付けられるようなものを開発するにはまだ数年かかると思いますので、その前に車載できるPNDの開発が進められているのはないか、と想像したわけです。というわけで、そのおおまかな仕様を想像してみました。
- 本体メモリー 8GBフラッシュメモリー
- 外部メモリー 2GB SDカード
- ディスプレイ 5V型ワイドモニター
- ナビ マップオンデマンド
- 地デジ ワンセグ
- 通信 Bluetooth対応携帯電話
- オーディオ Bluetoothオーディオ対応
外部出力(ライン)
外部入力(ライン・USB) - 電源 内蔵リチウムイオンバッテリー(4時間連続稼働)
シガーライターソケット対応 - GPSアンテナ 内蔵
- 付属品 オンダッシュ用貼付けスタンド
シガーライターケーブル - 発売予定 2009年5月
形状はパナソニックのストラーダ・ポケットに似た感じを想定しています。
海外のPNDだとBluetooth対応のものがありますが、日本のものはワンセグ対応になっていてBluetoothに対応していません。両方使えると便利なので、どちらも利用出来る仕様にしてみました。(追記 2008.08.28: 自分の確認ミスでしたが、カロッツェリアのAIR NAVIはどちらも対応していたと分かりました。)
本当に出ないかなぁ。
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