ある日のmacchan

ワイン&グルメ、旅の記録

弘道館

2018年05月01日 | 茨城
水戸藩第9代藩主徳川斉昭によって天保12(1841)年に創設された藩校

現存する正門、正庁、至善堂は重要文化財に、弘道館公園は特別史跡に指定されています。

玄関前の右近の桜


斉昭夫人登美宮吉子が水戸家に御降嫁された時に仁孝天皇から賜わったもので、江戸小石川の水戸藩邸に植えられていたものを弘道館開設の際に移植されました。現在の桜は3代目で、昭和38年(1963)に弘道館の修理工事が完了したのを記念して宮内庁からいただいたものです。(弘道館HPより)

玄関


正庁の玄関で、広い式台(しきだい)が設けられています。正面に斉昭自筆の「弘道館」扁額が掲げられています。舞良戸(まいらど)に明治元年(1868)の弘道館の戦いの際の弾痕がのこっています。(弘道館HPより)

玄関の斉昭公と慶喜公の像


諸役会所


来館者控えの間です。床の間の「尊攘」の掛け軸は、水戸藩の藩医で能書家で知られた松延年の筆です。安政3年(1856)に斉昭の命で書かれました。(弘道館HPより)

慶喜公使用の長持ち


至善堂御座の間


最後の将軍、徳川慶喜(七郎麿)も5歳から11歳までここで学びました。大政奉還後の明治元年(1868)、慶喜は水戸へ帰り、幼少時代を過ごした至善堂にこもり、静岡に移るまでの4ヶ月間、厳しい謹慎生活を送りました。(弘道館HPより)

正庁 前の広場は対試場


武術の試験などが行なわれた場所です。藩主は正庁正席の間から試験の様子をご覧になりました。(弘道館HPより)


敷地には約60品種800本の梅が植えられています。

この記事についてブログを書く
« 偕楽園 | トップ | 東照宮 »